ちいかわ:頑張り屋のシーサーがテレビアニメ初登場 声優は島袋美由利 ラーメンの鎧さんに懇願!

テレビアニメ「ちいかわ」の第123話「スーパーアルバイター(1)」に登場するシーサー(C)ナガノ / ちいかわ製作委員会
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テレビアニメ「ちいかわ」の第123話「スーパーアルバイター(1)」に登場するシーサー(C)ナガノ / ちいかわ製作委員会

 X(ツイッター)などで人気のナガノさんのマンガが原作のテレビアニメ「ちいかわ」にシーサーが初登場することが分かった。シーサーは頑張り屋の愛されキャラで、12月5日放送の第123話「スーパーアルバイター(1)」に登場する。声優の島袋美由利さんがシーサーを演じることも発表された。

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 第123話「スーパーアルバイター(1)」で、シーサーはラーメン屋「郎」で働くことを希望。ラーメンの鎧(よろい)さんを「お師匠」と呼び、一生懸命お願いすることになる。

 島袋さんは、シーサーの初登場に「正直とても緊張しています。こうして『ちいかわ』に関わるキャストとして発表されるまで、街でちいかわさんたちのグッズを見かける度に、これだけたくさんの方に愛されている『ちいかわ』に関われる喜びと不安で胸がいっぱいになっていました。シーサーの可愛さや良さを伝えられるように、私なりの愛をぎゅっと詰め込んで演じさせていただきましたのであとは『なんとかなれーッ!!』の気持ちでいます」と心境を語っている。

 シーサーを演じる上では「気持ちを前に前に出すのではなく、心の内に柔らかくグッと込めることを意識していました。あと、これは無意識だったのですが収録中にみけんにしわが寄っていることに気づいて、シーサーのお顔を意識しながら演じていたんだなあと思いました」とコメント。

 自身とシーサーの共通点については「シーサーのようにコツコツと頑張れるところ、といつか答えられるようになりたいです。今のところ似ているところは見つけられていないです。シーサーのような人になれたらと思います」と話している。

 シーサーの魅力を「頑張り屋さんでコツコツと努力ができるところと、『で~す』などの伸びやかに話すところです。マンガだとシーサーがでてくるコマに『うれシーサー』『きびシーサー』などの文字が出てくるところがあるので、そこがアニメになった時、どう表現されているのかを楽しみにしています」と語っている。

 「ちいかわ」は、ナガノさんが2020年からツイッターに投稿しているマンガ。小さく可愛いキャラクターたちとシビアな世界観のギャップが人気を集め、ツイッターのフォロワーは260万人を突破している。講談社からコミックス「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」が発売されている。

 「日本キャラクター大賞2022」でグランプリを獲得し、「日経トレンディ2022年ヒット商品ベスト30」では「ちいかわ」関連商品が第2位にランクインしたことも話題になった。「めざましテレビ」の公式YouTubeチャンネル内で公開されている動画の総再生回数は2億回を突破している。

 アニメは「めざましテレビ」(フジテレビ系、月~金曜午前5時25分)内で毎週火、金曜午前7時40分ごろに放送。放送終了後の午前8時からYouTube、TVer、FODで1週間限定の見逃し配信を実施している。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:松村樹里亜▽シリーズディレクター:三原武憲▽キャラクターデザイン:朝倉夕貴▽色彩設計:石黒けい、伊藤裕香▽撮影監督:金子直広(三晃プロダクション)▽音響監督:土屋雅紀▽音響効果:白石唯果▽音楽:トクマルシューゴ▽編集:茶谷真悟▽アニメーション制作:動画工房

 ◇キャスト(敬称略)

 ちいかわ:青木遥▽ハチワレ:田中誠人▽うさぎ:小澤亜李▽モモンガ:井口裕香▽ポシェットの鎧さん:杉田智和▽労働の鎧さん:東地宏樹▽ラーメンの鎧さん:松岡禎丞▽ラッコ:内田雄馬▽くりまんじゅう:淺井孝行

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