葬送のフリーレン:コミックス累計1700万部突破へ テレビアニメ開始2カ月で700万部増

「葬送のフリーレン」のコミックス第12巻のカバー
1 / 6
「葬送のフリーレン」のコミックス第12巻のカバー

 「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれたことも話題のマンガ「葬送のフリーレン」の電子版を含むコミックス累計発行部数が1700万部を突破することが分かった。コミックス最新12巻が12月18日に発売され、1700万部を突破する。同作は、10月にスタートしたテレビアニメも話題になっており、放送開始前の9月の累計発行部数は約1000万部で、放送から約2カ月で約700万部増となり、人気が加速している。

ウナギノボリ

 「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。

 アニメの初回は「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で放送され、その後は日本テレビが新設したアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で毎週金曜午後11時に放送されている。「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務め、「ワンパンマン」「Sonny Boy -サニーボーイ-」など数々の名作を世に送り出してきたマッドハウスが制作。

 種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。音楽ユニット「YOASOBI」がオープニングテーマ(OP)「勇者」、miletさんがエンディングテーマ「Anytime Anywhere」を担当するなど豪華スタッフ、キャストが集結したことも話題になっている。

 12月18日には、コミックス最新12巻の通常版のほか、テレビアニメのOP「勇者」のために書き下ろされた特別短編「奏送」などが付く特装版も発売される。同作の初となる画集「葬送のフリーレン 画集Vol.1」、アンソロジー「葬送のフリーレン アンソロジー~異なる旅を楽しむ魔法~」も同時発売される。

写真を見る全 6 枚

アニメ 最新記事