今をときめく俳優やアーティストに、影響を受けた人について聞く「運命の出会い」。今回はフィギュアスケーターで俳優の本田望結さんに、中学生の頃に出会ったお笑い芸人の小籔千豊さんとの思い出を語ってもらいます。
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中学生ぐらいの頃から小薮さんのスポーツ番組でアシスタントをやらせてもらい、毎週お会いしていました。それまでは小薮さんは少し厳しいイメージもありドキドキしていたのですが、あいさつしようと待っていたら、「待っててくれなくても良かったのに。お願いね」ってニコッと笑ってくださって。その“ニコッ”にやられてしまい、「小籔さん大好き!」となりました。
高校を卒業したタイミングの頃、食事に連れていってくださったのですけど、私が人生で家族以外の方とごはんを食べたのは小薮さんが初めて。私のすべてを理解してくれるし、同じ目線でお話ししてくださるのがすてきです。
悩んでも「小薮さんがいるから大丈夫」と思えるほど、必然と思いたいぐらい運命の出会いです。私がおばあちゃんになっても、この出会いは大きいと思える方と出会うことができました。(談)
ほんだ・みゆ 2004年6月1日生まれ、京都府出身。3歳から芸能活動を行い、2011年に出演したドラマ「家政婦のミタ」で話題に。2023年はNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」で朝ドラに初出演した。2024年秋に主演映画「カーリングの神様」が全国公開予定。フィギュアスケーター、俳優としても活躍している。