マンガ大賞2024:ノミネート10作品発表 「ダイヤモンドの功罪」 よしながふみ「環と周」、荒川弘「黄泉のツガイ」

「マンガ大賞2024」にノミネートされた「ダイヤモンドの功罪」(画像はコミックス第1巻)
1 / 1
「マンガ大賞2024」にノミネートされた「ダイヤモンドの功罪」(画像はコミックス第1巻)

 マンガに精通する書店員らが「その年一番面白いと思ったマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2024」(実行委員会主催)のノミネート作品が1月23日、発表された。平井大橋さんの「ダイヤモンドの功罪」、よしながふみさんの「環と周」、荒川弘さんの「黄泉のツガイ」など10作品が選ばれた。

ウナギノボリ

 「マンガ大賞」は2008年に創設されたマンガ賞で、審査にマンガを売る出版関係者が関与しないのが特徴。大賞に選ばれた作品は注目を集めて売り上げが一気に伸び、アニメ化や映画化などのメディア展開につながることもある。

 今回は2023年1月1日~12月31日にコミックスが出版され、通巻8巻以内のマンガ(過去の大賞は除く)が対象。

 過去の大賞は、末次由紀さんの「ちはやふる」や、羽海野チカさんの「3月のライオン」、柳本光晴さんの「響~小説家になる方法~」、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画の「葬送のフリーレン」などで、2023年はとよ田みのるさんのマンガ「これ描いて死ね」が受賞した。

 ◇「マンガ大賞2024」ノミネート作品(敬称略)

 「神田ごくら町職人ばなし」坂上暁仁▽「君と宇宙を歩くために」泥ノ田犬彦▽「正反対な君と僕」阿賀沢紅茶▽「環と周」よしながふみ▽「ダイヤモンドの功罪」平井大橋▽「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ▽「ひらやすみ」真造圭伍▽「ファミレス行こ。」和山やま▽「平和の国の島崎へ」濱田轟天、瀬下猛▽「黄泉のツガイ」荒川弘

 ◇過去の大賞受賞作品(敬称略)

 「岳」石塚真一▽「ちはやふる」末次由紀▽「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ▽「3月のライオン」羽海野チカ▽「銀の匙 Silver Spoon」荒川弘▽「海街diary」吉田秋生▽「乙嫁語り」森薫▽「かくかくしかじか」東村アキコ▽「ゴールデンカムイ」野田サトル▽「響~小説家になる方法~」柳本光晴▽「BEASTARS」板垣巴留▽「彼方のアストラ」篠原健太▽「ブルーピリオド」山口つばさ▽「葬送のフリーレン」山田鐘人、アベツカサ▽「ダーウィン事変」うめざわしゅん▽「これ描いて死ね」とよ田みのる

マンガ 最新記事