土曜プレミアム:「芸能界ウケたから残して映像GP」 芸能人自ら「お宝映像」をプレゼン 劇団ひとりの“泣き芸”&映画監督誕生の原点も明らかに

土曜プレミアム「芸能界ウケたから残して映像GP」の出演者ら(C)フジテレビ
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土曜プレミアム「芸能界ウケたから残して映像GP」の出演者ら(C)フジテレビ

 芸能人が「最もウケた瞬間」と自認するお宝映像をセレクトするバラエティー番組「芸能界ウケたから残して映像GP」が、1月27日のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠(土曜午後9時)で放送される。今年開局65周年を迎えるフジテレビに保管されている膨大な映像の中から、名場面や珍場面を一挙に紹介するとともにグランプリを選出する。お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんがMC、有田哲平さんが審査委員長を務める。

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 スタジオゲストとして番組を盛り上げるのは、俳優の朝日奈央さん、お笑いコンビ「アンガールズ」、モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優さん、お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子さん、「オードリー」の春日俊彰さん、お笑い芸人の劇団ひとりさんの7人。またVTRゲストも出演する。ゲストらが“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”の映像を紹介し、その映像にまつわる思い出話や驚きの裏話を披露する。

 劇団ひとりさんは、自分のターニングポイントになったという2本の映像を紹介する。1本目は、2002年の深夜番組「本能のハイキック!」の生放送での1コマ。涙を流しながら熱弁する唯一無二の“泣き芸”がいかに生まれたか、その歴史的瞬間が語られる。2本目は、2014年「オモクリ監督~O-Creator's TV show~」で放送した、劇団ひとりさん自ら制作したショートドラマ。のちに「浅草キッド」(2021年)など映画作品のメガホンをとることになる劇団ひとりさんが、「映画監督・劇団ひとりの原点」ともいうべき作品を、思い入れたっぷりにプレゼンする。

 “リアクション芸人界の第一人者”を自認する「アンガールズ」の田中卓志さんも、2本の映像を披露。“キモかわいい芸人”時代の初々しいリアクションから、抜群の動きとワードセンスで爆笑を生み出すリアクションへと進化した過程が一目瞭然となる。

 「オードリー」の春日さんは「実はトークもイケることを証明した瞬間」をプレゼン。VTRゲストとして出演するお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さんは「決死のダイブ映像」、お笑い芸人のバカリズムさんは「極上の大喜利回答集」、タレントのヒロミさんは「憧れのフジテレビ初出演映像」をそれぞれ披露する。

 収録後、MCの上田さんは「今回のエントリー作品は、僕は見たことがない映像ばっかりだったので、すごく新鮮味がありましたし、それと同時に、歴史や人生を感じたりもして。長年一つの世界で頑張ってる人たちって、すてきだなって改めて思いましたね」と感想を語った。

 審査委員長を務めた有田さんは「今回みたいに、出演してるタレント本人が選んだ名場面を紹介する番組って、かなり珍しいと思うんです。“俺はあの時に生まれ変わったんだ”とか、“周りはどう思ったか知らないけど、自分では、すっげぇウケたなって手応えがあったんだよね”とか、過去のテレビの映像をそういう切り口で扱うのは、なかなか新しい試みなんじゃないかと。しかも、この番組の形だと、タレントの数だけ映像があるわけで……これはもう、レギュラー化するしかないですよ(笑い)」とアピールした。


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