宮本亞門:演出家、朝ドラ初出演も話題 「生きる喜び、素晴らしさ」を心底味わいたい 自らのがん経験や両親の死を乗り越え 「徹子の部屋」で

2月7日に放送される「徹子の部屋」に出演する宮本亞門さん=テレビ朝日提供
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2月7日に放送される「徹子の部屋」に出演する宮本亞門さん=テレビ朝日提供

 演出家の宮本亞門さんが、2月7日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。最近は、放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」で朝ドラに初出演し、話題になった。

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 現在66歳。65歳で亡くなった母の年齢を超え、最近は改めて母を思うことが増えたという。宮本さんが21歳の時、一人暮らしの部屋を片付けに来た母は脳溢血(いっけつ)で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。母の死をきっかけに、それまで苦手だった父を一人の人間として愛し抜こうと決意。父と旅行に出かけるほどの仲になったという。

 宮本さんは5年前に前立腺がんが発覚し、全摘出の手術をした。3年前に父が老衰で亡くなった。父は最期の日を分かっていたかのように自らスーツに着替え、ベッドの上で眠るように逝ったという。

 自らのがん経験や両親の死を乗り越え、これからは「生きる喜び、素晴らしさ」を心底から味わいたいと語る。

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