トラペジウム:羊宮妃那が劇場版アニメ初出演 “西の星”の美少女に 高山一実の小説原作

劇場版アニメ「トラペジウム」に登場する大河くるみ(左)と大河くるみの声優を務める羊宮妃那さん(C)2024「トラペジウム」製作委員会
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劇場版アニメ「トラペジウム」に登場する大河くるみ(左)と大河くるみの声優を務める羊宮妃那さん(C)2024「トラペジウム」製作委員会

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの高山一実さんの小説家デビュー作が原作の劇場版アニメ「トラペジウム」の追加キャストが発表され、声優の羊宮妃那さんが出演することが分かった。羊宮さんが劇場版アニメに出演するのは初めてで、アイドルを目指す主人公の東ゆうの仲間になる美少女・大河くるみを演じる。

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 主人公の東ゆうは、アイドルになるため、東西南北の別々の高校に通う“輝く星たち”を仲間にしていく。その中の一人が、“西”の高校に通うくるみ。工業高等専門学校の中で絶大な人気を誇る16歳の美少女で、ロボット研究会に所属し、高専ロボコン優勝を目指している。人見知りな性格だが、ゆうと仲良くなるにつれて徐々に打ち解けるようになる。

 羊宮さんは「とても可愛らしい反面、しっかりと芯を持っているくるみちゃん。そんな彼女に寄り添えるよう、くるみちゃんの中に芽生えていく心情をどのように表現しようかたくさん考えながら向き合わせていただきました。私にとって『トラペジウム』はオーディションから携わらせていただいた初めての劇場版アニメです。大きな画面でくるみちゃんたちを見られることが楽しみで仕方ありません。ぜひ皆様も楽しみにお待ちいただけますとうれしいです!」と話している。

 「トラペジウム」は、高山さんが乃木坂46在籍中の2016年に雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で連載を開始し、2018年に書籍が発売された。絶対にアイドルになるという夢を胸に高校生活を送る高校1年生の東ゆうの青春が描かれた。アイドルになるべく「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4カ条を課して高校生活を送るゆうは、別々の高校に通う東西南北の“輝く星たち”を仲間にする……という展開。累計発行部数は約30万部。

 アニメは、篠原正寛さんが監督を務め、CloverWorksが制作する。声優の結川あさきさんがアイドルを目指す主人公の高校生・東ゆうを演じる。5月10日公開。

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