ドラマ1週間:今田美桜が4月期「花咲舞が黙ってない」新シリーズで主演 錦戸亮が「不適切にもほどがある!」で5年ぶり民放ドラマ出演

4月期の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」に主演する今田美桜さん=日本テレビ提供
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4月期の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」に主演する今田美桜さん=日本テレビ提供

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(2月10~16日)は、俳優の今田美桜さんが、4月13日にスタートする日本テレビ系の新ドラマ枠「土ドラ9」(土曜午後9時)の第1弾「花咲舞が黙ってない」の新シリーズで主演を務める話題、錦戸亮さんが連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の第5話(2月23日放送)にゲスト出演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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  俳優の篠原涼子さんと、お笑いタレントのバカリズムさんが、4月12日にフジテレビ系の“金9”枠(金曜午後9時)でスタートする連続ドラマ「イップス」でダブル主演を務めることが14日、分かった。2人は映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で主演と脚本家としてタッグを組んでいたが、演者同士としての共演は初めてとなる。ドラマは、完全オリジナルのミステリーコメディー。篠原さん演じる小説を“書けなくなってしまった”ベストセラーミステリー作家と、バカリズムさん演じる事件を“解けなくなった”エリート刑事の絶不調バディーが、会話劇を繰り広げながら犯人を追い詰めていくさまをコミカルタッチに描く。

 俳優の森川葵さんが、3月2日午後2時から(一部地域除く)TBS系で放送されるドラマ「訳アリ女ダイアリー」で主演を務めることが14日、明らかになった。森川さんが同局のドラマで主演するのは初めて。併せて、俳優の臼田あさ美さん、お笑い芸人の吉住さんの出演も発表された。森川さんは、新東京テレビドラマ制作部に所属する25歳の若手社員、河野美知留を演じる。ドラマでは、制作予定だったドラマのプロデューサーが入院することになり、美知留が急きょプロデューサーに抜てきされた。ベテランディレクターの斉藤昭子(臼田さん)、気弱な脚本家の有澤佳代(吉住さん)と打ち合わせをするが、3人の話し合いは一向に進まず、会議室は大混乱して……と展開する。

 俳優の江口洋介さんが、3月からTBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」(火曜深夜0時58分)で放送される実写ドラマ版の「からかい上手の高木さん」に、高木さんと西片の担任教師役で出演することが14日、明らかになった。実写ドラマ版は、高木さん役を月島琉衣さん、西片を黒川想矢さんが演じ、アニメ版の舞台として“聖地”となっている香川県小豆島で全編撮影。原作は山本崇一朗さんが月刊マンガ誌「ゲッサン」(小学館)などで連載し、累計発行部数が1200万部を超える人気マンガ。隣の席になった女の子、高木さんに何かとからかわれる男の子、西片のからかいをめぐる日常を描く。

 俳優の今田美桜さんが、4月13日にスタートする日本テレビ系の新ドラマ枠「土ドラ9」(土曜午後9時)の第1弾「花咲舞が黙ってない」の新シリーズで主演を務めることが15日、明らかになった。銀行を舞台にした池井戸潤さんの小説「不祥事」(講談社文庫、実業之日本社文庫)を原作に、2014年と2015年に杏さん主演でヒットした同名ドラマの新シリーズ。今田さんが演じる花咲舞は、大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になり、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞は、弱い立場の人たちのために立ち上がる痛快エンターテインメント作品となる。

 俳優の国仲涼子さん主演の2001年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちゅらさん」が、再放送されることが15日、分かった。4月1日から、毎週月~金曜午後0時半にNHK総合で放送される。全156回。「ちゅらさん」は、八重山諸島小浜島で育ったヒロイン・古波蔵恵里(国仲さん)が上京して看護師を目指す。沖縄の“おばぁ”や温かい家族、東京で一緒に暮らす「一風館」の住人たちに見守られ、成長する姿を描く。国仲さんは「40代になった今振り返ると、ふるさと沖縄でのロケも含めた長期間の撮影は、本当にかけがえのない経験でした。私の人生の、大切な宝物です」とコメントした。

 俳優の松本まりかさんが、4月期の連続ドラマ「ミス・ターゲット」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時)で主演を務めることが16日、分かった。松本さんは、全国ネットで放送される地上波の連ドラと、ゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)の連ドラの主演を務めるのは初めて。ドラマは、男を手玉に取ってきた結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本さん)が、ある日突然、足を洗って本気の婚活に乗り出す。映画「ハケンアニメ!」(2022年)で第46回日本アカデミー賞の優秀脚本賞を受賞した政池洋佑さんのオリジナル脚本。政池さんが、松本さんをイメージして「当て書き」したキャラ設定、ストーリーになるという。

 俳優の赤楚衛二さんが、4月11日にスタートする「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時、初回は15分拡大)枠の連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」で主演を務めることが16日、明らかになった。赤楚さんが同局の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。ドラマは、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐(ふくしゅう)心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。赤楚さんは、日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子、天堂海斗(てんどう・かいと)を演じる。

 俳優の松平健さんが、橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」に出演することが16日、明らかになった。松平さんは、好きなことだけやって暮らしたい“大ホラ吹き”な祖父・米田永吉を演じる。松平さんは朝ドラ初出演。永吉は、農家を継ぐ前までは長距離トラックのドライバーをやっていた。勝手に楽隠居を満喫し、精力的にあちこち出歩いているという役どころ。併せて、主人公・米田結(橋本さん)のことが心配でしょうがない父、聖人(まさと)を北村有起哉さん。結のことを優しく見守る“元ヤン”の母、愛子を麻生久美子さん。故郷・糸島の農業をこよなく愛す、超ポジティブな祖母の佳代を宮崎美子さんが演じることも発表された。麻生さんも朝ドラ初出演となる。

 錦戸亮さんが、連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の第5話(2月23日放送)にゲスト出演することが16日、分かった。錦戸さんが民放ドラマに出演するのは「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系、2019年)以来、約5年ぶり。同局のドラマへの出演は、今作と同じ磯山晶プロデューサーと脚本家・宮藤官九郎さんが手掛けていた日曜劇場「ごめんね青春!」(2014年)以来、約10年ぶりとなる。錦戸さんは「作品に1話だけお邪魔するというのはこれまでにあまりない経験なので、演じる上で気合が入りました」とコメントした。

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