数分間のエールを:石川県舞台の劇場版アニメ 配給収入を寄付 能登半島地震の復興支援に

オリジナル劇場版アニメ「数分間のエールを」の金沢駅を描いたコンセプトアート(C)「数分間のエールを」製作委員会
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オリジナル劇場版アニメ「数分間のエールを」の金沢駅を描いたコンセプトアート(C)「数分間のエールを」製作委員会

 石川県を舞台としたオリジナル劇場版アニメ「数分間のエールを」で、令和6年能登半島地震の復興支援として配給収入の一部を寄付することが分かった。同作は石川県の後援を受けており、石川県出身のぽぷりかさんが監督を務める。能登半島地震を受け、石川県と製作委員会で復興支援に関しても協議を行い、配給収入の一部を石川県の窓口を通じて義援金として寄付することになった。

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 同製作委員会は「今後も復興の状況を注視しながら、石川県とも連携しつつ作品としてできる支援を検討していきます」としている。金沢駅や千里浜が描かれた同作のコンセプトアートも公開された。

 「数分間のエールを」は、バンド「ヨルシカ」のミュージックビデオなどを手掛ける映像クリエーターチーム「Hurray!(フレイ)」が映像統括を担当し、「ラブライブ!」などの花田十輝さんが脚本を手掛ける。

 石川県を舞台にモノづくりの楽しさ、苦しみを描く。MV制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方がある日目にしたストリートライブに感動し、その曲のMVを作りたいと強く思うようになるが、歌っていたのは音楽の道を諦めた女性教師・織重夕だった……という展開。声優の花江夏樹さんが朝屋彼方、伊瀬茉莉也さんが女性教師の織重夕をそれぞれ演じる。シンガー・ソングライターの菅原圭さんが織重夕の歌唱を担当する。

 2024年初夏公開。

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