無職転生II：テレビアニメ第2クール　OPにヒトリエ　EDは大原ゆい子

　小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」の第2期「無職転生II ～異世界行ったら本気だす～」の第2クールで、バンド「ヒトリエ」がオープニングテーマ（OP）「オン・ザ・フロントライン」を担当することが分かった。同シリーズで多くの主題歌を担当してきたシンガー・ソングライターの大原ゆい子さんがエンディングテーマ（ED）「守りたいもの」を担当することも発表された。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　ヒトリエのメンバーは、OPについて「この曲は主人公ルーデウス・グレイラットがルーデウスになる前だった頃のどうしようもなさ、それを今世で繰り返すまいという強い気持ち、その気持ちを貫き通すために赴く戦線、それでも時として向き合わざるを得ない彼の中に眠る本質的な弱さといったさまざまな部分を自己と照らし合わせ、本当に守らねばならないものは何だろうとか、強く在らねばならない理由は何だろうとか、さまざまな問答を巡り巡らせた結果、かなり筋力的な曲が仕上がったように思います」とコメント。

　「今年メジャーデビュー10周年を迎える我々ヒトリエの、ライブステージの最前線で鍛え上げてきたバンドサウンドが、この作品を更に加速させる着火剤になればいいなと、そういうふうに思っています」と話している。

　大原さんは「『無職転生II』第2クールも続けてエンディングを担当させていただけて、本当にうれしいです。1期、2期とストーリーが進むにつれて、メロディーや歌詞が素直になった気がします。1期から引き続き編曲はMANYOさんにしていただき、バンドメンバーも変わらずおなじみのサウンド感でお届けします。視聴者の皆さまと同じく私もアニメ放送をとても楽しみにしています！」とコメントを寄せている。

　「無職転生」は、34歳無職の男性が死んでしまうが、剣と魔法の異世界で生まれ変わり、前世での知能と後悔を生かし、新たな人生が動き始める……というストーリー。“なろう系”ラノベのパイオニアとされる人気作で、MFブックス（KADOKAWA）で書籍化され、コミカライズも展開されている。シリーズ累計発行部数は1485万部以上。

　テレビアニメ第1期の第1クールが2021年1～3月、第2クールが同10～12月に放送され、同作のために設立されたアニメ制作会社スタジオバインドによるハイクオリティーな映像も話題になった。第2期の第1クールが2023年7月～9月に放送された。第2クールは4月7日からTOKYO MXほかで放送される。