仲野太賀:「太賀が大河ドラマの主役に」とイジられた過去 夢だった大河主演に喜び「俳優をやっていて良かった」

2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主演を務める仲野太賀さん
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2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主演を務める仲野太賀さん

 俳優の仲野太賀さんが、2026年に放送されるNHKの大河ドラマ豊臣兄弟!」の主演を務めることが3月12日に発表され、同日に東京・渋谷の同局で行われた会見に出席した。本作は、豊臣秀吉の弟・徳川秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント。仲野さんは「これまで偉大な先人の方々がつないでこられたバトンを僕自身が授かるということで、その重みを感じていると共にとてもワクワクしています。このチームで最高に面白い大河ドラマを作りたいですし、最高に魅力的な豊臣秀長を演じられたらなと思っています」と意気込みを語った。

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 オファーを受けたのは、昨年の10月か11月頃だといい、「頭が真っ白になりました」と振り返り、「幼少期のころからも俳優を始めてからも、『太賀が大河ドラマの主役になれればいいね』とイジりにイジり倒されてきました。俳優の端くれである以上、大河ドラマの主役は夢で、自分の中の目標にしていたことだったので、本当に驚きました」と笑顔を見せた。

 続けて「これまで、大きな仕事から本当に小さなせりふのないような役まで、たくさんの仕事をさせていただいた」と回顧し、「1個1個の積み重ねでしかなかったんだなということが実感としてあって、全部が繋がっているんだなと思えました。無駄なことは何一つなかったし、もちろんこれがゴールではないですけど、こんな日を迎えることができて、俳優をやっていて良かったなと思います」としみじみ語った。

 本作は、“天下人”・豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、「半沢直樹」、連続テレビ小説「おちょやん」などで知られる八津弘幸さんが担当する。

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