河合優実&吉田美月喜:話題の若手俳優が劇場版アニメ「ルックバック」でW主演 声優初挑戦

「ルックバック」に声優として出演する河合優実さん(左)と吉田美月喜さん(c)藤本タツキ/集英社 (c)2024「ルックバック」製作委員会
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「ルックバック」に声優として出演する河合優実さん(左)と吉田美月喜さん(c)藤本タツキ/集英社 (c)2024「ルックバック」製作委員会

 俳優の河合優実さんと吉田美月喜さんが、「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」に声優として出演し、W(ダブル)主演を務めることが3月14日、明らかになった。河合さんは、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」に出演していることも話題になっており、吉田さんは映画「あつい胸さわぎ」「カムイのうた」で主演を務めた若手俳優。2人が声優に挑戦するのは初めてで、話題作の主演に抜てきされた。河合さんが学生新聞で4コママンガを連載している小学4年生の藤野、吉田さんが不登校の同級生の京本をそれぞれ演じる。

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 「ルックバック」は、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で2021年7月に発表され、初日に250万以上の閲覧数を記録。「このマンガがすごい!2022」のオトコ編の1位に選ばれ、「マンガ大賞2022」にノミネートされたことも話題になった。マンガへのひたむきな思いが二人の少女をつなげるが、全てを打ち砕く出来事が起きる……というストーリー。学生新聞で4コママンガを連載している小学4年生の藤野は、クラスメートから絶賛されていたが、「不登校の同級生・京本の4コマを載せたい」と先生から告げられることになる。

 アニメは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに主要スタッフとして携わってきた押山清高さんが監督を務め、脚本、キャラクターデザインも担当する。押山さんが代表を務めるスタジオドリアンがアニメを制作する。6月28日に公開。

 河合さんは「『ルックバック』は、多くの人々の心を動かしたマンガです。今回、押山監督はじめ制作陣の皆さんはそれをアニメーションにすることで、そして私は息や声を吹き込むという形で、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました。初めて参加の機会をいただいたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の体に添う切実な声を乗せられるよう、精いっぱい取り組みました。映画『ルックバック』、ぜひ劇場でご覧ください!」とコメント。

 吉田さんは「『ルックバック』を初めて読んだ時、藤本タツキ先生が描かれた臨場感あふれる世界に衝撃を受けて、この作品がどのように映像化されるのだろうとすごく楽しみにしていました。オーディションで京本の役をいただき、初めて映像を見た時『うわ!あの世界が生きている!』と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらいさらに藤野と京本がいとおしく大好きになりました。初めての声優のお仕事でしたが、精いっぱい心を込めて演じています。ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と話している。

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