名探偵コナン 100万ドルの五稜星:怪盗キッド“1412計画”始動 日本中をジャック! 「4.12より皆様のハートを頂きに参上します」 「まじっく快斗」7年ぶり最新話も

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の怪盗キッドによる「1412計画」のビジュアル(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の怪盗キッドによる「1412計画」のビジュアル(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が4月12日に公開することを受けて、怪盗キッドによる“1412計画(キッドプロジェクト)”が始動することが明らかになった。怪盗キッドからファンへ向けた「日本のみなさん ショーの準備は整いました 4.12より皆様のハートを頂きに参上します」という犯行予告が公開された。

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 怪盗キッドは元々は国際犯罪者番号(シークレットナンバー)から「怪盗1412号」と呼ばれていたが、1412号に興味を持った若き日の工藤優作が「1412」の走り書きを「KID」と読んだことから、「怪盗キッド」という愛称が生まれた。「1412計画」は、劇場版の公開日である“4.12”をXデーとし、怪盗キッドが日本中のあらゆるものを華麗にジャックしていくという。

 3月25日から劇場版の舞台である北海道・函館をはじめ全国各地に怪盗キッドからの予告状が出現する。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)では、さまざまなアトラクションや限定グッズに怪盗キッドが登場する。

 日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」では、4月12日午後9時から怪盗キッドが登場した劇場版「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」が放送される。翌週の4月19日午後9時からは「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」が放送される。「黒鉄の魚影」が地上波で放送されるのは初めて。

 怪盗キッドが主人公のマンガ「まじっく快斗」の約7年ぶりとなる最新話が、4月12日から小学館のマンガアプリ「サンデーうぇぶり」で配信される。動画配信サービス「Hulu」やYouTubeでも、キッドにフィーチャーした映像やエピソードが配信される。

 新作は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届き、キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀・星稜刀を狙う。西の名探偵・服部平次と江戸川コナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。永岡智佳さんが監督を務め、大倉崇裕さんが脚本、菅野祐悟さんが音楽を担当する。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。4月に公開された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影」は、興行収入138億3000万円を突破し、シリーズ最高記録を更新。劇場版のシリーズ累計興行収入は1180億円を突破している。

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