シティーハンター:「Get Wildの日」に本予告公開 “冴羽リョウ”鈴木亮平「お待たせ」 怒涛の銃撃戦! 実写版に北条司も太鼓判

「シティーハンター」のキーアート(C)北条司/コアミックス 1985
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「シティーハンター」のキーアート(C)北条司/コアミックス 1985

 北条司さんの人気マンガを俳優の鈴木亮平さん主演で実写化したNetflix映画「シティーハンター」の本予告が4月8日、YouTubeで公開された。同作は「シティーハンター」のテレビアニメや劇場版アニメの楽曲を担当してきた3人組音楽ユニット「TM NETWORK」がエンディングテーマ(ED)を担当することも話題になっており、本予告はED「Get Wild Continual」が流れる中、令和の新宿歌舞伎町、赤いミニクーパー、XYZが書かれた新宿の伝言板などが映し出され、鈴木さん演じる主人公・冴羽リョウが「お待たせ」というシーンが描かれている。

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 1987~1999年に放送されたテレビアニメのEDで、TM NETWORKの名曲「Get Wild」がリリースされた1987年4月8日にちなんだ「Get Wildの日」に本予告が公開された。本予告には、リョウのほか、ヒロインの槇村香(森田望智さん)、リョウの相棒で、香の兄・槇村秀幸(安藤政信さん)、刑事・野上冴子(木村文乃さん)も登場。怒涛の銃撃戦のシーンなども収められている。

 完成した本編を鑑賞したという原作者の北条さんは「楽しかったですし、本当に面白かったです。日本で実写化されるのは初めてですが、海外のファンの方たちが『新宿じゃなきゃダメだ』っていう理由が分かった気がしました。みなさんが思う『シティーハンター』って、新宿でこうやってリョウたちが飛び回っているようなイメージなんだろうなと。それを現実として見せてくれたという感激は、多くの人に味わってもらえるんじゃないかなと思います」と太鼓判。

 「やっと実現した映画『シティーハンター』、本当に面白いです。原作ファンの方、アニメのファンの方に、ものは試しで一度見てほしいですね。『寝る前にちょっと見てみようか』でもいいです。きっと眠れなくなる面白さだと思いますよ。ぜひ楽しんでください」とメッセージを送った。

 リョウ、香、槇村が並び立つキーアートも公開された。追加キャストも発表され、杉本哲太さんが野上冴子の上司で、警視庁捜査1課係長・伊東昭孝役、水崎綾女さんが有名コスメブランド社長・瀬田月乃役、迫田孝也さんが瀬田社長の秘書・今野國雄役として出演することが分かった。

 同作は、令和の新宿を舞台に冴羽リョウ、槇村香、槇村秀幸の“シティーハンター”はじまりの物語が描かれる。リョウは相棒の槇村と共に、有名コスプレーヤーのくるみ(華村あすかさん)の捜索依頼を請け負う。その頃、新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事、野上冴子は手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追うリョウと槇村だったが、槇村が突然、事件に巻き込まれこの世を去る。現場に居合わせた妹の槇村香は事件の真相を調べてほしいと冴羽に懇願するが……と展開する。4月25日にNetflixで世界独占配信される。

 「シティーハンター」は、1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。

 1987~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが制作された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、累計興行収入が15億円を突破するなどヒットした。新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」が2023年に公開された。2018年に仏実写映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」が公開されたことも話題になった。

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