逃げ上手の若君:結川あさき、矢野妃菜喜が鎌倉まつりに 武者装束で行列巡行

第66回鎌倉まつりに登場した結川あさきさん(左)と矢野妃菜喜さん(c)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会
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第66回鎌倉まつりに登場した結川あさきさん(左)と矢野妃菜喜さん(c)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる松井優征さんのマンガが原作のテレビアニメ「逃げ上手の若君」で主人公・北条時行を演じる結川あさきさん、雫役の矢野妃菜喜さんが4月14日、鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)で開催された第66回鎌倉まつりに登場した。結川さん、矢野さんはイベントの行列巡行に参加し、鶴岡八幡宮の境内であいさつした。

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 鎌倉は同作のゆかりの地で、武者装束に身を包んだ結川さんと矢野さんが、若宮大路から鶴岡八幡宮境内まで約1キロを練り歩いた。結川さんは「普段着たことがない服装だったので、重みもありつつ、なかなかできない体験で、とても楽しんで歩くことができました!」、矢野さんは「刀を装備させていただいたんですけど、ほかの人にけがをさせないように必死に歩きましたね。たくさんのお客さんに見守っていただけて、とても楽しかったです!」と喜んだ。

 結川さんと矢野さんは開催式にも参加。結川さんは「鎌倉と縁のある作品ですので、皆さんにぜひ『逃げ若』のことを知ってもらえたらなと思います!」、矢野さんは「時行と違って雫はミステリアスなので、その点も放送を楽しみにしていただけたらなと思います」とアピールした。

 収録について、結川さん「皆さんで掛け合いして収録するのがとても楽しくて、いつも矢野さんに見守ってもらいながらマイクの前で頑張っています。明るくにぎやかな現場です!」、矢野さんは「キャストみんな仲が良く、和気あいあいとしているので、その雰囲気がアニメにも表現されていたら良いなと思います!」と語った。

 最後に、結川さんは「本作は鎌倉が舞台ということもあり、(第1話の)初めから鎌倉がたくさん出てくる作品です。鎌倉から諏訪に行ったり、そしてまた鎌倉に帰ってきたりと、とにかく鎌倉がキーになっているので、ぜひとも皆さんに見ていただきたいなと思います」、矢野さんは「固い作品ではないんですよ。ギャグというか、こんな顔して良いんだ!と思うほど時行の顔が崩れたりとか(笑い)、気軽に見ていただける作品になっておりますので、そういった意味でも楽しみにしていただけたらうれしいです!」と呼びかけた。

 同作は、“天下一逃げ上手な少年武将”北条時行の流浪と潜伏、逆襲を史実を基に描く“逃亡譚(たん)”。1333年、突然の謀反によって鎌倉幕府が滅亡し、幕府の後継となるはずだった少年・北条時行が、信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、逃げて英雄になる道を歩み始める。北条時行と足利尊氏の天下をめぐる戦いを繰り広げることになる。

 「暗殺教室」以来、約5年ぶりの松井さんの新連載として2021年1月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)でスタートした。アニメは、山崎雄太さんが監督を務め、CloverWorksが制作する。7月から放送される。

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