名探偵コナン 100万ドルの五稜星:シリーズ初の動員1000万人突破 興収144億円の大ヒット

観客動員数が1000万人を突破した「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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観客動員数が1000万人を突破した「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の観客動員数が1000万人を突破したことが分かった。劇場版「名探偵コナン」シリーズの観客動員数が1000万人の大台に達するのは初めて。4月12日の公開から6月2日までの52日間で、観客動員数が1006万人を突破し、同シリーズの新記録を打ち立てた。興行収入は144億円を突破するなど大ヒットしている。

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 同作は、公開3日間で興行収入が約33億5000万円、観客動員数が約227万人を記録し、ロケットスタートを切った。公開から22日間で興行収入が100億円を突破。シリーズアニメの興行収入が2作連続で100億円を突破するのは、邦画史上初の快挙となった。公開から45日間で、約140億1000万円を記録し、昨年4月公開の第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」が記録した興行収入約138億円8000万円を超え、劇場版「名探偵コナン」シリーズの歴代最高興行収入記録を更新した。

 「100万ドルの五稜星」は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届き、キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀・星稜刀を狙う。西の名探偵・服部平次と江戸川コナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。永岡智佳さんが監督を務める。原作でもまだ明かされていない“とある秘密”が描かれているといい、ネタバレを避けるために公開前に試写会を開催しないことも話題になった。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。劇場版のシリーズ累計興行収入は1180億円を突破している。原作の累計発行部数は全世界で2億7000万部以上。劇場版シリーズの累計観客動員数が1億人を突破したことも話題になっている。

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