今年で19回目を迎えたプロ野球「日本生命セ・パ交流戦」。5月28日に開幕し、今も熱戦が続いている。併せて5月上旬から新CM「いつもと違うって、ときめける。」編が放送・配信中だ。父と2人の娘がコミカルなやりとりを繰り広げる同CMで、佐藤二朗さんの長女を演じているのが、“りんくま”の愛称で若者に親しまれている人気モデルの久間田琳加さん。さらにもう一人、次女役で出演しているのが、昨年、大ヒットしたTBS系日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の演技も話題となった俳優の飯沼愛さんだ。それぞれの“横顔”を解説する。
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CMで長女を演じた久間田さんは2001年2月23日生まれ、東京都出身の23歳。「nicola(ニコラ)」(新潮社)や「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)といった人気のティーン向けファッション誌で専属モデルを務め、「りんか丈」と言われる膝上約20センチのミニボトムを着こなす美脚とスタイルの良さ、トレードマークの笑顔で、多くの読者を魅了してきた。
20歳でボディーケアブランド「Laetirais(レティレーズ)」の設立と、自身のこだわりを詰め込んだボディークリームを開発を発表するなど、大好きな美容の分野でプロデュース業にも乗り出し、現在は女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(同)で“ノンノモデル”として活躍している。
近年は俳優として、2020年放送の連続ドラマ「マリーミー!」(ABCテレビ・テレビ朝日系)を皮切りに主演作を重ね、昨年は「おとななじみ」「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の映画2作が公開。また、2024年1月期のドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」で日曜劇場に初出演し、プレッシャーに弱いティンパニ奏者の内村菜々を演じたことも記憶に新しい。
一方、次女役の飯沼さんは2003年8月5日生まれ、香川県出身の20歳。2021年、将来活躍する女優の発掘・育成を目的にしたTBSの演技バトル番組「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で第1位に輝くと、同年10月期に同局で放送された深夜の帯ドラマ「この初恋はフィクションです」でドラマ初出演にして初主演を果たした。
翌2022年は、“令和版”のドラマ「パパとムスメの7日間」(同)でも主演を務め、10月期の日曜劇場「アトムの童」に出演し、役者として着実にステップアップ。昨年大きな話題となった「VIVANT」では、天才ハッカーの“ブルーウォーカー”太田梨歩として、ドラマファンから注目を浴びた。
そんな飯沼さんは、7月スタートの連続ドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系、火曜午後9時)で主演を務めることが決まっている。同作は、1987年に発表された内田春菊さんの名作マンガ「南くんの恋人」の設定を、“男女逆転”させて令和で初めて実写化。飯沼さんは、今作がゴールデンプライム(GP)帯の連続ドラマ初主演で、“小さくならない”ヒロインのちよみを演じることが決まっている。
「南くんの恋人」と言えば、過去4度ドラマ化され、高橋由美子さんと武田真治さんのコンビで1994年に放送された連続ドラマは、いまだに話題に上がることも多い。その1994年版と同じ岡田惠和さんが脚本を手掛ける新作で、飯沼さんもブレークするのか。ドラマのスタートを楽しみに待ちたい。
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