ブラックペアン シーズン2:二宮和也演じる“悪魔”天城の勤務地、豪ゴールドコーストで大規模ロケ 「海外の海の景色がいい場所」が重要な設定に

「ブラックペアン シーズン2」のオーストラリア・ゴールドコーストロケの1シーン (C)TBS
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「ブラックペアン シーズン2」のオーストラリア・ゴールドコーストロケの1シーン (C)TBS

 二宮和也さんの主演で6年ぶりに7月期のTBS「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で復活する医療サスペンスドラマ「ブラックペアン シーズン2」の大規模なオーストラリア・ゴールドコーストでのロケの画像が6月12日、公開された。現地の観光局によると、過去最大規模だという。

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 原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。シーズン1の原作「ブラックペアン1988」と合わせた“バブル3部作”は累計発行部数160万部を突破するヒットを記録している。

 シーズン1で、二宮さんは“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じたが、今回のシーズン2では、心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者という天城雪彦を演じる。

 シーズン1では研修医として渡海の助手を務めた世良雅志役の竹内涼真さん、新人看護師として世良と親しかった花房美和役の葵わかなさん、最先端医療を持ち込むことで渡海と対立関係にあった高階権太役の小泉孝太郎さん、そして心臓外科の世界的権威で、今回のシーズン2で天城を東城大に招聘(しょうへい)する佐伯清剛役の内野聖陽さんが続投。シーズン1に登場した治験コーディネーター・木下香織(加藤綾子さん)の後輩・椎野美咲役で田中みな実さんが出演することも発表されている。

 天城(二宮さん)は、オーストラリア・ゴールドコーストのハートセンターに長年勤めており、心臓冠動脈バイパス術の世界的大家。ダイレクト・アナストモーシスという手技ができる唯一の医師で敵対する医師をも魅了していく人物。一方で、天城の手術を受けるにはシャンス・サンプル(二者択一)の運試しに勝つしかなく、掛け金として患者の財産の半分までも要求するため、医師の間では“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者。さらに6年前に東城大学医学部付属病院にいた渡海とうり二つのいでたちで……。

 第1話は、世良(竹内さん)が佐伯教授(内野さん)からゴールドコーストで開かれる学会で“天城”という医師に渡すよう一通の手紙を預かるところからはじまる。ゴールドコースト観光局、クイーンズランド州政府観光局、オーストラリア政府観光局、カンタス航空の協力のもと、舞台となるゴールドコーストのさまざまな場所でこれまでに類を見ない大規模なロケを行った。

 第1話で天城がルーレットでシャンス・サンプル(二者択一)の賭けをするシーンは、現地のホテル「The Star Gold Coast」のカジノで撮影。ホテルの協力を得て、普段は使用できないカジノ特別室で撮影を行った。同話の終盤では、ブリスベン空港を使用して撮影が行われた。その他、世良と垣谷(内村遥さん)が謎の男に出会うサーファーズ・パラダイスの海岸でのシーンや、天城に会うべく向かうゴールドコースト郊外にある競馬場など、美しいロケ地で撮影された映像を物語とともに楽しみたい。

 プロデュースの伊與田英徳さんは「今回、“海外の海の景色がいい場所”がとても重要な設定になります。そこで、いろいろな方のご協力をいただきまして、ゴールドコーストで撮影ができました。そのおかげで、ゴールドコーストでしか撮影できない素晴らしい景色やシチュエーション、その環境でしかなしえない素晴らしいお芝居を撮影することができました。ご尽力いただいた方々に感謝しております。皆さん、放送を楽しみにしていただきたいと思います」とコメントしている。

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