逃げ上手の若君:足利高氏役に小西克幸 OPはDISH// 鶴岡八幡宮上映会で発表

「逃げ上手の若君」のPVの一場面(c)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会
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「逃げ上手の若君」のPVの一場面(c)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

 「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる松井優征さんのマンガが原作のテレビアニメ「逃げ上手の若君」で、小西克幸さんが足利高氏の声優を務めることが分かった。バンド「DISH//」がオープニングテーマ(OP)「プランA」、シンガー・ソングライターのぼっちぼろまるさんがエンディングテーマ(ED)「鎌倉STYLE」を担当することも分かった。

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 「DISH//」の北村匠海さんは「改めて、テレビアニメの主題歌を作り、歌わせてもらうってとてもうれしいことです。子供の時、アニメが見たくて学校から帰ってきていた、あのアイデンティティーを作り上げていく時間を今も誰かは過ごしていて、『逃げ上手の若君』が日々の楽しみの欠片になるはずです。僕らはその始まりを告げることができる。なんてうれしいことか。ありがたいです。逃げることが最善の瞬間もある。最善であることが物事への戦い方として一番格好いいんじゃないかと思うんです。そんなプランAがあって良いと思って作りました。楽しんでほしいです」とコメントを寄せている。

 OPが流れる第3弾PVもYouTubeで公開された。「賽(さい)は投げられた」という言葉で始まる映像で、逃げることが大好きな北条時行が命をかけた鬼ごっこに挑む姿が描かれている。諏訪頼重の「高氏は殺すことで英雄となり、あなた様は生きることで英雄となる」というせりふも印象的な映像となっている。

 6月23日、作品のゆかりの地・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)で開催されたプレミア上映会で発表された。上映会には、北条時行役の結川あさきさん、雫役の矢野妃菜喜さん、諏訪頼重役の中村悠一さん、山崎雄太監督、アニメを手掛けるCloverWorksの梅原翔太プロデューサーが登場した。

 同作は、“天下一逃げ上手な少年武将”北条時行の流浪と潜伏、逆襲を史実を基に描く“逃亡譚(たん)”。1333年、突然の謀反によって鎌倉幕府が滅亡し、幕府の後継となるはずだった少年・北条時行が、信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、逃げて英雄になる道を歩み始める。「暗殺教室」以来、約5年ぶりの松井さんの新連載として2021年1月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)でスタートした。アニメは、山崎雄太さんが監督を務め、CloverWorksが制作する。7月6日からTOKYO MXほか30局で順次放送される。

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