ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「柱稽古編」。最終話となる第8話が6月30日に放送され、主人公・竈門炭治郎ら鬼殺隊が、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)とついに対峙(たいじ)するシーンが描かれた。怒涛の展開を見せた最終話の舞台裏を竈門炭治郎役の花江夏樹さんに聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの累計発行部数は1億5000万部以上。
「柱稽古編」は、鬼殺隊の最強の剣士・柱が登場し、無惨との決戦に向けて鬼殺隊全体を底上げするための柱稽古が描かれてきた。第8話では、病床に伏す鬼殺隊のお館様こと産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)の元に無惨が現れ、会話するシーンが描かれた。産屋敷と無惨は元々は同じ血筋で、産屋敷は一族から鬼を生み出してしまったことを悔い、無惨打倒を一心に願ってきた。自身を殺しにやってきた無惨に対し、産屋敷は“人の想(おも)いの強さ”を説く。花江さんは、産屋敷の言葉に「鬼滅の刃」という作品の核心があると感じているという。
「お館様の『人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよ』という言葉。このシーン、このせりふが『鬼滅の刃』なんじゃないかなって、個人的には思っているんです。もちろん、解釈は人それぞれあると思うんですけど。最終話の無惨とお館様のシーンの収録は、立ち会うことができなくて、後から録(と)ったものを聞いたんです。すごく重要なシーンだったので、アフレコを見学したかったなって、すごく思いました」
産屋敷は、無惨との対話の後、産屋敷邸を爆破。爆破で傷を負った無惨の元に珠世、柱、炭治郎らが集結し、総攻撃を繰り出すという怒涛の展開が描かれた。炭治郎は「竈門炭治郎 立志編」以来、久々に無惨と対峙し、「必ず倒す!! 鬼舞辻無惨!!」と決意の言葉を放った。
「無惨役の関俊彦さんと一緒にアフレコするのは、恐らく『竈門炭治郎 立志編』以来だと思います。これまでの無惨は、すごく冷徹な感じというか、ブチ切れているけど声を荒らげないというか、リミッターがあったんですけど、ここでちょっと焦りだったり、動揺みたいなものが初めて見えて。関さんも、以前舞台あいさつで、そこの案配を取るのがすごく難しいとおっしゃっていました。最終話で、初めて見るような無惨の一面が出てきて、その表現が本当に素晴らしくて。だから僕も、関さんは本当に大先輩なので、負けないようにじゃないですけど、食らいついていけるように。そんな気持ちでした」
「柱稽古編」の最終話では、無惨との決戦の火蓋(ひぶた)が切って落とされた。柱稽古を経て、成長した炭治郎たちがどんな戦いを繰り広げることになるのか、今後の展開からも目が離せない。
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となる。
※鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記となる。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
高橋留美子さんの大ヒットマンガ「らんま1/2」の“完全新作的アニメ”の第2期が制作されることが明らかになった。同作は、1989~92年にテレビアニメが放送されており、テレビアニメ…
「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)で連載中の加藤和恵さんのマンガが原作のテレビアニメ「青の祓魔師(エクソシスト)」の「島根啓明結社(イルミナティ)篇」「雪ノ果篇(ゆきのはてへ…
韓国の小説、マンガが原作のテレビアニメ「俺だけレベルアップな件」の第2期「俺だけレベルアップな件Season 2 -Arise from the Shadow-」が、2025年1…
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などで知られる「ニトロプラス」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんが原案、脚本、総監修を務める人形劇「Thunderbolt Fa…
まつもと泉さんのマンガ「きまぐれオレンジ☆ロード」のヒロイン・鮎川まどかのフィギュア「ヒロインメモリーズ きまぐれオレンジ☆ロード 鮎川まどか Ver.Red」(メガハウス)が、…