NO\NAME:「ジャンプ+」で連載化 海外向けマンガ投稿サービスから初

「少年ジャンプ+」でスタートした新連載「NO\NAME」(C)Rafal Jaki/集英社(C)MACHINE GAMU/集英社
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「少年ジャンプ+」でスタートした新連載「NO\NAME」(C)Rafal Jaki/集英社(C)MACHINE GAMU/集英社

 集英社の海外クリエーター向けのマンガ投稿プラットフォーム「MANGA Plus creators by SHUEISHA(MPC)」に投稿されたマンガ「NO\NAME」が連載化され、同社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で7月31日に連載をスタートした。同作は、今年1月に「少年ジャンプ+」に掲載され、好評を受けて連載化された。「MPC」から「少年ジャンプ+」の連載作家が誕生したのは初めて。初回は第1、2話が一挙公開され、第3話からは隔週掲載となる。英語版が海外向けマンガアプリ「MANGA Plus by SHUEISHA」にも掲載される。コミックス化も予定されている。

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 「NO\NAME」は、ヨーロッパ在住のラファル・ヤキさんが原作、マシーン・ガムさんが作画を担当するダークアクションミステリー。名前がその者の能力に直結するという架空の世界を舞台に、主人公たちがとある母子の失踪事件を追う。2023年9月に「MPC」に英語で投稿され、月例賞(Monthly Awards)で初めて最高評価となる金賞を獲得。賞金(日本円で100万円)が贈られ、「少年ジャンプ+」「MANGA Plus by SHUEISHA」への掲載権を勝ち取った。

 「MANGA Plus Creators by SHUEISHA」は、2022年8月にサービスを開始した。海外のクリエーターによる投稿は増加傾向にあり、2022年8月~2024年6月に投稿された英語、スペイン語による作品は、累計1万4000作品(話数では3万7000話)を突破している。「少年ジャンプ+」編集部は、日本のクリエーターによる作品の海外展開だけでなく、海外のクリエーターによる作品も世界中に発信できるよう力を入れていくという。

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