僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト：初日興収3.7億円突破　26万人動員　前作超え最高のヒットスタート

　「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の堀越耕平さんのマンガが原作のアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版最新作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」（岡村天斎監督）が、488館で8月2日に公開され、公開初日に興行収入が3億7000万円を突破したことが分かった。観客動員数は26万人を突破した。2021年8月に公開され、同シリーズの劇場版の最高興行収入となる約34億3000万円を記録した前作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」と対比で約118％の記録となり、最高のヒットスタートを切った。配給の東宝によると「興行収入40億円突破を狙える大ヒットスタート」という。

あなたにオススメ

「鬼滅の刃」　注目の“名もなき”キャラ　豪華声優キャスティングの謎

　8月3日、TOHOシネマズ日比谷（東京都千代田区）で開催された公開記念舞台あいさつで発表された。舞台あいさつには、爆豪勝己役の岡本信彦さん、轟焦凍役の梶裕貴さん、麗日お茶子役の佐倉綾音さん、オールマイト／ダークマイト役の三宅健太さん、ジュリオ・ガンディーニ役の宮野真守さん、アンナ・シェルビーノ役の生見愛瑠さんが登壇した。登壇予定だった緑谷出久役の山下大輝さんは体調不良のため欠席した。

　最新作は、テレビアニメ第7期と同じ時系列で、デクたちヒーローと敵＜ヴィラン＞の最終決戦の直前、世界を揺るがす大きな事件が巻き起こる。ヒーロー・オールマイト役の三宅さんが、オールマイトそっくりの敵＜ヴィラン＞のダークマイトを一人二役で演じる。

　「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月に連載をスタート。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。8月5日発売の同誌36・37合併号で最終回を迎えることも話題になっている。テレビアニメ第7期が、読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送中。