ゴールデンカムイ：“犬童典獄”は北村一輝　毎日3時間以上の特殊メークで原作再現

　野田サトルさんの人気マンガが原作でアニメもヒットした「ゴールデンカムイ」の映画の続編となるドラマシリーズ第1弾「連続ドラマW　ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」（WOWOW）で、網走監獄を取り仕切る典獄・犬童四郎助を、俳優の北村一輝さんが演じることが明らかになった。毎日3時間以上かかったという特殊メークで、原作の犬童の個性的な風貌を再現している。

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　原作は、2014～22年に「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載された同名マンガ。映画版は今年1月に公開され、観客動員数210万人、興行収入30億円を突破するヒットを記録。ドラマシリーズ第1弾「北海道刺青囚人争奪編」は、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青（いれずみ）を背負った囚人狩りが本格化し、それぞれの過去や信念が解き明かされる。杉元役の山崎賢人さん、アシリパ役の山田杏奈さんらメインキャストも続投する。WOWOWで10月6日から毎週日曜午後10時から放送される。

　犬童は、クセの強い囚人たちが集う網走監獄を取り仕切る典獄（刑務所長）。厳格かつ潔癖な性格から“規律の鬼”と囚人たちから恐れられる一方、ある出来事をきっかけに土方歳三（舘ひろしさん）に個人的な恨みを持ち、権力を行使し長年に渡り彼を幽閉し続けた過去を持つ。土方が脱獄した今もなお執拗に復讐の機会を狙っており、杉元（山崎さん）一行も思いがけず関わりを持つことになる。

　北村さんは「この『ゴールデンカムイ』という最高に面白い独特の世界観を壊さないよう、 原作にできる限り忠実に演じてみました」とコメント。「しかも特殊メイクも毎日3時間以上！　期待してくださいね！　お楽しみに！」と呼びかけている。