新婚さんいらっしゃい!:2児出産、19歳で離婚のシングルマザー 遠距離恋愛の別離から10年経て 放送直前、花火師の夫が仕掛けたサプライズは

8月25日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ
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8月25日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。8月25日の放送は、遠距離恋愛中に1度別れながらも、自作の花火で妻を口説いた花火師の夫婦が登場する。

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 茨城県牛久市在住の2人は、ともに宮城県出身。妻が20歳のときに仙台の居酒屋で知り合った。妻が翌朝、携帯を開くと「夜の花火師♥」なる人物からの着信があった。

 もともと花火が好きで、顔もタイプだった夫からのアプローチは、妻もまんざらでもなかったようだ。一方、夫も妻に気があったものの、酔った勢いで話していたため、なかなか連絡がとれずにいたが、旅行のお土産を口実に妻を誘い、意気投合。

 しかし、当時、妻は2歳と3歳の子どもを持つシングルマザー。16歳で結婚・出産し、17歳で次男が生まれ、19歳で離婚、という波瀾万丈な人生を送っていた。夫は地元の花火会社にいたが、高みをめざし、山梨県の花火会社に行くことを決めていた。悩みながらも告白すると、遠距離でもいいよ、と交際がスタートした。

 いきなりの遠距離恋愛となったが、夫のつくる花火を見られるチャンスが来た。当時開催されていた山形の赤川花火大会へ、子どもたちと一緒に見に行き、夫の花火は「一番すごい!」と大興奮した妻。その鮮やかな花火映像もスタジオで紹介する。

 だが、交際1年で花火のように、2人は破局。20歳という若さで2児を育てながらの遠距離恋愛は難しく「寂しさ」が募ってしまった。とはいえ、嫌いで別れたわけじゃないこともあり、その後も2人はつながり続けていたという。

 転機は10年を経た昨夏。夫は茨城県の花火会社で働くことになり、利根川花火大会に妻を誘う。また夫の花火が見られるのがうれしいと、駆け付けた妻。夫は好きな曲に合わせてプログラムした花火を打ち上げ、妻の心を打つ。

 そして、復縁。子どもたちも大きくなっていたので、今のタイミングなら上手くいくだろうと、今年4月に結婚した。

 ただ、唯一、妻の心残りは、プロポーズが酔っぱらいながらのビデオ通話だったこと。花火師ならではの演出を期待していたというが、夫自身もそれを後悔していて、なんと妻にサプライズのプロポーズを計画していた。放送日直前、8月14日の茨城県日立市の「おおせ夏まつり」で、1尺玉のプロポーズ花火を準備した夫。感動の模様をスタジオからお届けする。

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