名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
テレビアニメ「チェンソーマン」などで知られる中山竜監督が、アニメスタジオ・スタジオメイフラワーのCCOに就任したことが明らかになった。スタジオメイフラワーは、「アニメやVTuberといった日本が誇る文化資産を、技術の力でグローバルに届ける」ことを戦略の中核としたベンチャー企業、AnotherBallのアニメスタジオで、「技術の力でアニメを推し進める」をミッションに掲げている。
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中山監督は、東京造形大卒業後、GAINAX(ガイナックス)やタツノコプロに所属。「Fate/Grand Order」「呪術廻戦」などの演出を経て「チェンソーマン」でシリーズ初監督を務めた。2023年にはAndraftを設立し、企画プロデュースやスタッフ育成にも取り組んでいる。
中山監督は「この度、スタジオメイフラワーのCCOに就任いたしました。私は大学在学中の頃から10年以上にわたりアニメ制作の現実に携わり、さまざまな課題を目の当たりにしてきました。結果として、それらを解決するには今までとは異なるドラスティックなアプローチが必要なのではないかという考えに至りました。Anotherballのグローバルに仕掛けるという明確なビジョン、そしてメイフラワーの挑戦的なマインドセットに共感し、大湯(俊介)さん・立野(大晟)さんと共に新たな形のエンターテインメントを作り上げて参ります」とコメントを寄せている。
スタジオメイフラワーの立野CEOは「この度、名実ともにトップクラスのアニメクリエーターである中山氏をCCOにお迎えさせていただき改めてうれしく思います。制作効率化と品質向上という相反する二つの課題を解いていく上で彼の力は必要不可欠だと考えており、我々が有する技術力と同氏が培ってきたナレッジを掛け合わせることで、メイフラワーがさらに飛躍していけることを確信しています。これからも、アニメという日本が世界に誇る文化の発展に寄与するため、そして世界で勝つために、アニメベンチャー日本代表として邁進して参りたいと思います」と話している。
AnotherBallの大湯CEOは「思えば、中山さんとの出会いは1年半ほど前に遡ります。当時はとあるイラスト制作を依頼をするために中山さんにコールドメールをしたのがきっかけでした。そうです、出会いはなんとコールドメールだったんです。そして打ち合わせを快諾いただき、最初は『イラスト制作のご依頼』といった資料をもとに話し始めました。しかし5分ほどの会話のさなか、『この人は制作のみならず俯瞰(ふかん)的に物事を捉えている人だ』と直感し、すぐに投資家向けのピッチ資料に切り替えて説明し直したのを、昨日のことのようにありありと憶えています。そんな才気あふれる中山さんと一緒に新しい挑戦ができるのが、今から楽しみでなりません」とコメントしている。
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