仮面ライダーガヴ：知念英和＆日野友輔＆宮部のぞみの好きな仮面ライダーは　放送直前インタビュー　スタイリッシュなアクション見どころに

　テレビ朝日系の特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダーガヴ」が、9月1日午前9時にスタートする。放送を前に、仮面ライダーガヴ／ショウマ役の知念英和さん、仮面ライダーヴァレン／辛木田絆斗役の日野友輔さん、ヒロインの甘根幸果役の宮部のぞみさんにインタビュー。それぞれの好きな仮面ライダー作品や、役柄、見どころを語ってもらった。

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　◇宮部のぞみ「内田理央さんのような強いヒロインに」

　「仮面ライダーガヴ」は、「仮面ライダーゼロワン」（2019～20年）から続く令和ライダーシリーズ第6作。「お菓子」がモチーフで、異世界からやってきたお菓子大好きの青年ショウマが、お菓子の力で幸せな人間をさらおうとする敵グラニュートと戦う。

　－－まずは、出演が決まった際のご心境をお聞かせください。

　知念さん：昔からテレビっ子だったので、仮面ライダーにものすごい憧れがありました。俳優を志したときから、学校の同級生や先生にも「僕は仮面ライダーになります！」って言っていたんです（笑い）。マネジャーさんから出演決定の報告を受けたときは、驚きと感動が入り混じった感じで、その日から「よし頑張るぞ！」という気持ちで過ごしています。

　日野さん：僕も小さい頃に仮面ライダーを見ていたので、出演が決まったときはすごくうれしかったです。実は、高校の同級生に棋士の藤井聡太七冠がいて、藤井君が活躍すると僕に取材の仕事が来るという関係性でして（笑い）。今回も「藤井くんが活躍して取材がきているから、コメントを取らせてほしい」とマネジャーさんから言われて、事務所に行ったら「2号ライダーに決定」と伝えられて、その場に崩れ落ちて涙しました。

　宮部さん：弟がいて、私も仮面ライダーを昔から見ていて。芸能のお仕事を始めてからは、仮面ライダーのオーディションを何度も受けたのですが、なかなか合格することができず……。悔しい思いをしていて、この一年間、神社に行く度に「仮面ライダーのヒロインになれますように」絵馬に書いてお願いしていたので、叶（かな）えられて本当にうれしかったです！　15歳から上京して芸能活動を始めたのですが、両親もすごく喜んでくれて良かったなって思います。

　－－皆さん、昔から仮面ライダーを見ていたとのことですが、それぞれ一番好きな作品を教えてください。

　知念さん：「仮面ライダーW」「仮面ライダーオーズ」「仮面ライダーフォーゼ」……好きな作品はたくさんあるのですが、一番思い入れがあるのは「オーズ」です。当時、クリスマス時期ということもあって「オーズ」の変身ベルト（玩具）が人気でなかなか買うことができなかったのですが、亡き祖父がお店に並んでゲットしてくれて……。とても思い出のある作品です。

　日野さん：「仮面ライダー電王」です。オーディションのときも「電王」のオープニングを聞いて会場に向かいました。今回自分が仮面ライダーになることができて、日曜の朝に“俺、参上！”って気持ちです（笑い）。

　宮部さん：8歳下に弟がいて、「仮面ライダーゴースト」や「仮面ライダードライブ」を一緒に見ていたのですが、「仮面ライダードライブ」の内田理央さんが強いヒロインのイメージだったので、私も内田さんのような強いヒロインになれたらなって思います。日野くんと似ているのですが、私もオーディションのときに「ドライブ」のオープニングを聞いて会場に向かいました！

　◇絆斗はどこか“危うさ”持つ人物　日野友輔「演じていて楽しい」

　－－それぞれの役柄と、演じる上で意識していることを教えてください。

　知念さん：ショウマはとにかく明るくて、お菓子を食べることが大好き。普段は笑顔いっぱいなのですが、人間を脅かすグラニュートと対峙（たいじ）するときはまた別の表情を見せる。そこのギャップに注目していただきたいです。ショウマは“異世界から来た青年”ですが、演じる上では、根底の感情は誰とも変わらない、ごく普通の青年として演じています。

　日野さん：絆斗はすごく複雑なバックボーンの持ち主で、どこか“危うさ”を持つ人物です。敵のグラニュートに対する強い思いを意識して演じています。ただ、ショウマや幸果と絡むときは“イジられキャラ”。そこの振り幅の広さは演じていて楽しいです。

　宮部さん：幸果はギャル社長なので、出演が決まった時に、TikTokやギャル雑誌のモデルさんを参考にしたり、ギャルに関連するYouTubeや映画もたくさん見て勉強しました（笑い）。もともとの性格はギャルと真逆なのですが……第1話と第2話の試写後、監督からは「明るくなったね」と仰っていただけたので、少し安心しました（笑い）。これからもっと明るくなっていけたらと思います！　それと、ただ明るい子ではなくて、幸果なりの悩みやコンプレックスがあったりするので、今悩んでいる視聴者さんにも勇気を与えられるような存在になりたいです！

　－－「仮面ライダーガヴ」の魅力は何でしょうか。

　知念さん：お菓子のキャラクターの可愛いらしいポップな部分と、格好良くてスタイリッシュなアクションの二つの側面がある作品だと思っています。どうしたらたくさんの方に関心を持ってもらえるか、憧れてもらえるかを大事にしながら、スタッフさんたちと一丸となって作っているので、一年間応援していただけるとうれしいです！

　－－最後に、第1話の感想もお願いします。

　知念さん：スタッフさんが本当にカッコ良い映像に仕上げてくださいました。次を早く見たい！と思っていただけるような、そして胸を張って皆さんにお届けできる第1話になっています。

　日野さん：ショウマがうらやましくなるぐらい、本当にカッコ良いんですよ（笑い）！　お菓子の可愛らしさとヒーローのカッコ良さってこんなに両立できるんだ！って思いました。あと個人的には、絆斗が、これからどのようにショウマたちと関わっていくのか、期待感高まる内容になっていると思います。

　宮部さん：私が想像していた何倍もカッコ良くて、迫力のある映像になっていました！　小さい方から大人の方まで楽しんでいただける仮面ライダーになっているので、ぜひご覧ください！