機動警察パトレイバー:新作アニメ「EZY」2026年プロジェクト始動 監督は出渕裕 改修を重ねたイングラム・プラス公開

「機動警察パトレイバー EZY」のパイロットフィルム(c)HEADGEAR(c)機動警察パトレイバー EZY製作委員会
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「機動警察パトレイバー EZY」のパイロットフィルム(c)HEADGEAR(c)機動警察パトレイバー EZY製作委員会

 アニメなどが人気の「機動警察パトレイバー」の新作アニメ「機動警察パトレイバー EZY(イズィー)」が2026年にプロジェクトを始動することが分かった。出渕裕さんが監督を務め、伊藤和典さんがシリーズ構成、脚本を担当。J.C.STAFFがアニメを制作する。イングラム・プラス(AV-98plus)のビジュアルも公開された。

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 イングラム・プラス(AV-98plus)は、1998年にロールアウトしたイングラム(AV-98)に30年間、改修を重ね、特科車両二課中隊(特車二課)で運用されている。外見はほぼそのままだが、全体のチューンナップと制御系ソフトのアップデートによって、性能的には別機体に近くなっている。発表済みのティザービジュアルが一新され、「機動警察パトレイバー EZY」仕様のイングラムが描かれたデザインも公開された。

 「機動警察パトレイバー EZY」は、2017年に制作が発表され、2022年にパイロットフィルムをイベントで公開された。「機動警察パトレイバー」の劇場版第1弾「機動警察パトレイバー 劇場版」のリバイバル上映で、9月20日から「機動警察パトレイバー EZY」の約2分のパイロットフィルムが特別映像として併映されている。

 「機動警察パトレイバー」は、歩行式の作業機械・レイバーが実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両二課中隊(特車二課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描く。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載された。1989~90年にはテレビアニメも放送され、押井守監督が手がけた劇場版アニメも人気を集めた。実写版が制作されたことも話題になった。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:HEADGEAR▽監督:出渕裕▽脚本・シリーズ構成:伊藤和典▽キャラクター原案:ゆうきまさみ▽コスチュームデザイン協力:高田明美▽メカニカルデザイン:海老川兼武、渭原敏明▽美術:菊地正典、秋山優太▽音楽:川井憲次▽キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤嵩光▽CG監督:森泉仁智▽プロデューサー:真木太郎▽アニメーション制作:J.C.STAFF▽CG制作:GAZEN▽プロデュース:GENCO

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