葬送のフリーレン:テレビアニメ第2期制作決定 フリーレン「旅の続きを始めようか」

「葬送のフリーレン」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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「葬送のフリーレン」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の第2期が制作されることが分かった。テレビアニメ第1期では、フリーレンの旅の目的地の“魂の眠る地<オレオール>”を目指す上で必要な一級魔法使いの資格を得るために戦う「一級魔法使い試験編」までが描かれた。第2期は、原作のコミックス第7巻収録の第61話からの物語で、フリーレン、一級魔法使いの資格を得た弟子のフェルン、戦士のシュタルクが「一級魔法使い試験編」の舞台・オイサーストの地から旅立つ。第1期に続き、マッドハウスがアニメを制作する。放送時期などの詳細は今後、発表される。

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 フリーレンの鞄、フェルンの杖、シュタルクの斧、3人の影が描かれ、新たな旅の始まりを予感させるティザービジュアル、「旅の続きを始めようか」というフリーレンの新録ボイスが流れる第2期発表映像も公開された。

 原作の山田鐘人さん、作画のアベツカサさんが、第2期の制作決定を祝うコメントとイラストも公開された。山田さん、アベさんの連名で「テレビアニメ第2期が制作決定しました! ひとえに応援していただいた皆様のおかげです。素晴らしいアニメを作ってくださっているアニメ関係者の皆様への感謝も尽きません。再び歩み出すフリーレンの旅路が一視聴者として楽しみです。これからも『葬送のフリーレン』をよろしくお願いいたします」とコメント。アベさんは、勇者パーティーのフリーレン、ヒンメル、ハイター、アイゼンを描いた。

 テレビアニメの初回放送から1年がたった9月28日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催されたイベント「アニメ放送1周年記念『葬送のフリーレン』特別上映」で発表された。イベントでは、テレビアニメ第1期の第1~4話が上映され、フリーレン役の種崎敦美さんら声優陣が登壇した。

 「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で2020年4月に連載をスタート。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが、仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。マンガ大賞2021、第25回手塚治虫文化賞の新生賞、第69回(2023年度)小学館漫画賞、第48回講談社漫画賞の少年部門に選ばれた。コミックスが第13巻まで発売されており、累計発行部数は2200万部以上。

 アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務め、マッドハウスが制作。種崎さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。テレビアニメ第1期が、日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で2023年9月~2024年3月に放送された。初回の「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」が日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で放送されたことも話題になった。

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