モデルのKoki,(コウキ)さんが主演する、人気ウェブマンガの実写映画化「女神降臨」が2025年に二部作で公開されることが9月30日、明らかになった。前編「女神降臨 Before」は2025年3月20日に、後編「女神降臨 After」は同年5月1日に公開予定。メイクで人生を変えた女の子の恋と夢を追いかける9年間の物語となり、Koki,さんの“衝撃すっぴん”と“女神メイク”の表情を並べたティザービジュアルと超特報が公開された。
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「女神降臨」は、2018年からLINEマンガで連載され、46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得、2021年の年間ランキング(女性編)で第1位に輝いた、yaongyi(ヤオンイ)さん作の韓国発ウェブマンガ。フルカラー縦型スクロールというWebtoonの特性を生かした美麗なキャラクター描写などが日本のZ世代の間でも話題になり、世界10カ国語で同時配信され、累計ビュー数は64億回を記録(2024年3月時点)している。
主人公の谷川麗奈(たにかわ・れいな)は、地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、不登校になってしまう。しかし、メイクとの運命の出会いが彼女を大きく変え、ゼロからテクニックを学んで努力を重ねた結果、誰もが振り向く“女神”へと大変身を遂げる。過去の自分と決別して完璧な人生の再スタートをと意気込む麗奈だったが、思いがけないアクシデントで同じクラスの俊にすっぴんの秘密を見抜かれ、波乱の展開が巻き起こる。全223話の原作をベースに、映画では日本オリジナルの要素を盛り込み、メイクで人生を切り開いた麗奈が高校生から大人になるまでの“恋”と“夢”を追いかける9年間の物語を、二部作で描く。
誰もが憧れる“女神”として完璧な学校生活を送りながらも、誰にも言えないすっぴんの秘密を持つ主人公の麗奈を演じるKoki,さんは、2018年に「ELLE JAPON」で表紙を飾ってモデルデビュー。初の海外映画出演作「TOUCH/タッチ」が来年1月24日に日本公開予定。これまであまり素顔を見せてこなかったKoki,さんだが、今作では別人級のすっぴん姿を披露。さらに、ホラー大好き”ヲタク”というキャラクターを、表情の作り方からメガネのかけ方など細部までこだわった演技で体現し、新たな一面を見せているという。
麗奈を奪い合う同級生の一人、クールで謎多き秀才の神田俊(かんだ・しゅん)役は俳優の渡邊圭祐さんが演じ、俊と因縁の仲で、麗奈に心奪われるもう一人の同級生、情熱的で歌手を夢見る五十嵐悠(いがらし・ゆう)役は綱啓永さんが演じる。綱さんは歌とギターを猛特訓し、劇中で歌を披露する。
監督は、映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」(2014年)などを手がけた星野和成さんが務め、脚本は「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」を史上最年少の14歳で受賞した現在20歳の現役大学生、鈴木すみれさんが担当する。配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。
キャストらのコメントは以下の通り。
もともと原作が大好きで読んでいたので、谷川麗奈を演じさせていただけるのは、とても緊張感がありましたが、うれしかったです。麗奈はメイクで劇的な大変身を遂げますが、劇中では本来みんなが隠したがるすっぴん姿を全力で披露しました。コミカルなお芝居や変顔など、この映画で、たくさんの新しい自分に挑戦しました。皆さんもぜひ、麗奈のワクワクドキドキを一緒に感じていただきたいです。
神田俊という役を演じるにあたりプレッシャーもありましたが、原作者の先生が「原作から飛び出してきたみたい」と言ってくださって、自信が持てたというか、やってきたことは間違いじゃなかったと思うことができました。青春映画であり、ラブストーリーであり、人の成長を描いたヒューマンドラマでもあります。ご期待ください。
僕が演じた五十嵐悠は歌手を目指す役どころで、恋愛にも友情にも、自分の夢にも真っすぐ突き進む男です。恐らく、僕がこれまで演じてきた役の中でも1、2位を争うくらいカッコいい役柄です。この映画のために、歌とギターを猛特訓しました。クライマックスのシーンで、大勢の前で歌った時の気持ち良さは忘れられません。 原作への最大のリスペクトを込めて、ビジュアルにもすごくこだわって自分なりに、最大限に、悠の魅力を出せるように演じました。見た後、皆様の中で夢、恋愛、友情への考え方がより良くなって、少しでも人生の背中を押してあげられる作品になれたらうれしいです。
日本で映画化されると聞いた時は、本当に夢のようでした。撮影の現場にお邪魔する機会がありましたが、3人ともとてもスタイルが良くて、お洒落で、マンガのキャラクターそっくりで、完璧すぎるキャスティングでした。また日本オリジナルの面白さが加わりながら、原作を見事に表現したストーリーになっていて、原作をさらに超える面白さになったんじゃないかなと思うほどです(笑)。鈴木すみれさんは20歳という年齢にもかかわらず、こんなに素晴らしい脚本が書けることにとても驚きました。原作ファンの皆さんも満足する、すごくすてきな映画になると思うので楽しみにしていてください。
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