機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:興収51億円突破 “特別版”第2弾舞台あいさつ シネマ・コンサートツアー開催

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の興行収入が51億円を突破したことが10月15日、明らかになった。同作は、1月26日に公開され、約4カ月のロングラン上映となり、興行収入が49億円、観客動員数が290万人を突破するなど大ヒットした。9月20日に本編映像をアップデートした“期間限定の特別版”が公開され、特別版を合わせて興行収入が51億円、観客動員数が305万人を突破した。

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 特別版は500カット以上の本編映像をアップデートした“完全版”で、第1弾が9月20日~10月3日、第2弾が11月1~14日に上映され、第1、2弾で異なるエピローグカットが追加される。第2弾の上映を記念した舞台あいさつが11月1日、グランドシネマサンシャイン池袋(東京豊島区)で開催され、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、福田己津央監督、バンダイナムコフィルムワークスの仲寿和プロデューサーが登壇することも発表された。第2弾の上映の入場者プレゼントとして興行収入50億円、観客動員数300万人突破を記念したイラストシートが配布される。

 7月6日(土)にパシフィコ横浜 国立大ホール(横浜市西区)で開催された同作のシネマ・コンサートがツアーとして福岡、大阪で開催され、パシフィコ横浜で再演されることも明らかになった。12月25日に福岡サンパレスホール(福岡市博多区)、2025年1月13日にパシフィコ横浜、国立大ホール、同25日にグランキューブ大阪(大阪市北区)で開催される。ラクス・クライン役の田中理恵さん、福田監督らに加え、パシフィコ横浜公演には歌手の西川貴教さんが登場する。

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。「SEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。

 劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、公開された。1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になっている。

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