ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
米ニューヨークで開催されたイベント「New York Comic Con 2024」で10月19日(現地時間)、、人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のトークイベントが行われた。脚本のギャビン・ハイナイトさん、アニメーションプロデューサー、音響監督の由良浩明さん、プロデューサーの彌富健一さんが登壇し、制作の裏側を明かした。
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同作は、シリーズ第1作「機動戦士ガンダム」の一年戦争のヨーロッパ戦線に焦点を当てた3Dのオリジナルアニメで、“世界に向けたガンダム”として制作された。
エピソード1の冒頭は、ジオン公国軍と地球連邦軍の激しい戦闘描写から一変して、レッド・ウルフ隊が空から登場する。ギャビンさんは「ガンダム作品以外にさまざまな戦記物の映画からもインスパイアを受けているが、本作のシナリオでは地球において戦いにつかれた兵士たち、疲弊していながらも義務を負っている人々を軸に描きました」、由良さんは「正しいスケーリングを見せたかった部分がこだわりで、実際に十何メートルのモビルスーツが降下したときのサイズ感がいかに大きいか。周りの環境・背景との対比を常に気にしていた」と明かした。
“白い悪魔”として立ちはだかるガンダムEXが「怖い」「まさに白い悪魔だ」などと話題になっている。ギャビンさんは「ガンダムEXを恐ろしいMS(モビルスーツ)にしようという部分で、メカニカルスーパーバイザーの山根公利さんのメカデザインも素晴らしく、シナリオに合わせて“恐ろしいMS”感を出すべく、目が赤く発光するようにデザインいただき、それも満場一致でOKでした」と誕生秘話を語った。
同作は3D制作ツール「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)」で制作された。由良さんは「オープニングはUE5ではなかったが、さまざまな過去ガンダムオマージュが組み込まれています。そして、そのどれもが(原作者の)富野由悠季さんに対するリスペクトを込めて制作いただいているのでとても感激しました」とコメント。
ギャビンさんは「初めから意見、足並みがそろっていたと思うが、戦争の恐怖という点でのホラー映画テイストを意識しました。普段は地球連邦軍視点からの作品ですが、ジオン軍視点からのガンダムがいかに恐ろしいかと思ったのです」と明かした。
同作は、一年戦争の開戦から11カ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが地球連邦軍に奪取され、宇宙から降りてきたばかりのイリヤ・ソラリたちレッド・ウルフ隊などの混成大隊が奪還に向かう……というストーリー。バンダイナムコフィルムワークスとSAFEHOUSEが制作する。全6話。Netflixで10月17日に世界独占配信をスタートした。
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