朝ドラ:3期連続で“九州の女”がヒロインに 「ばけばけ」高石あかりは宮崎出身 9月からみやざき大使も

2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロインを務める高石あかりさん(C)NHK
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2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロインを務める高石あかりさん(C)NHK

 NHKが10月29日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」のヒロイン・松野トキを、俳優の高石あかりさんが演じることを発表した。

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 高石さんは2002年12月19日生まれの、現在21歳。宮崎県出身。ダンス&ボーカルグループ「α-X’s(アクロス)」のメンバーとして活動し、2019年に俳優に転身。2021年に映画「ベイビーわるきゅーれ」(阪元裕吾監督)で主演を務め話題となり、その後も数々のドラマや映画に出演。昨年には「第15回TAMA映画賞」で最優秀新進女優賞を受賞した。9月から地元・宮崎の魅力を広くPRする「みやざき大使」も務めている。

 今回オーディションで、2892人の応募者の中からヒロインに選ばれた。現在放送中の「おむすび」でヒロインを演じている橋本環奈さん、来年度前期の「あんぱん」の今田美桜さんが共に福岡県出身であることから、3期連続で九州出身の俳優が朝ドラヒロインを務めることになる。

 「ばけばけ」のヒロイン・松野トキは、「怪談」などで知られる明治時代の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻の小泉セツ(1868~1932)がモデル。外国人の夫と共に怪談を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた“名もなき人々”に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語となる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などをてがけたふじきみつ彦さんが担当する。

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