るろうに剣心:新井赤空役は中井和哉 剣心に逆刃刀託す 「不器用な生き様が魅力的」

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」に登場した新井赤空(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」に登場した新井赤空(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会

 和月伸宏さんの人気マンガが原作の新作テレビアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の第2期「京都動乱」で、声優の中井和哉さんが新井赤空を演じていたことが分かった。新井赤空は、11月28日放送の第33話「禁忌の抜刀」の緋村剣心の回想シーンに登場し、人斬り抜刀斎として暗躍していた剣心に逆刃刀を手渡す場面が描かれた。

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 中井さんは「回想にしか登場しない赤空ですが、剣心に残した言葉には何層もの意味が込められていて、とても印象的なシーンでした。幕末の動乱の中、人を殺(あや)める道具を作りながら、彼がどんな思いを秘め続けていたのか。ある意味不器用な生き様が魅力的です。ぶっきらぼうな物言いの中に、彼の本心を見つけていただければと思います」と語っている。

 「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。

 新作アニメは原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修し、原作を第1話から再構築する。第1期が2023年7~12月に放送された。第2期は、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送中。

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