今田美桜:タイムリミットは22歳 「期限があったから、がむしゃらに頑張れた」 中井貴一の言葉「お前は30点で行け」が支えに 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した今田美桜さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した今田美桜さん=テレビ朝日提供

 俳優の今田美桜さん(27)が、12月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。高校2年の時、生まれ育った福岡でスカウトされた今田さんが、当時のエピソードを語った。

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 3人きょうだいの長女である今田さん。子供の頃は保育士になりたかったといい、「通っていた幼稚園の先生がすごく大好きで、その先生みたいになりたかったのを覚えていますね」と明かした。

 スカウトされたときは芸能界への興味は全くなかった。「まさか自分がそういうお仕事できるとも思っていなかったですし、最初声をかけていただいたときはびっくりしました」と振り返る。

 両親は、学業優先でできるならやってみたら、と背中を押してくれた。演技レッスン、ウオーキングレッスン、リポーターレッスンなどにチャレンジした。福岡時代のキャッチフレーズは「福岡で一番可愛い女の子」。今田さんは、「おこがましいですけど、最初はそれでやらせていただきました」と照れ笑い。

 高校3年で進路を決める際には、芸能界への思いがどんどん強くなっていった。両親は反対はしなかったが、選択肢を広げるためにも大学には行ってほしい、という考えだった。「ただ私はこのお仕事だけをやっていきたいというのがあったので、(両親と)かなり話し合いました」と回顧する。

 担任の先生が後押ししてくれたこともあり、両親は条件付きで認めてくれた。「22歳の、皆が大学を卒業するタイミングまでに、今とあまり変わらなかったらいったん考えようね」という条件を出された。

 19歳で上京。21歳のときには、連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)に出演した。「そこで自分の中でいろいろと転機もあって。そこからは両親とはそういう話はしなかったですね」といい、「期限があったからがむしゃらに頑張れたところもありますし、よかったなと思っています」と笑顔を見せた。

 20歳のときにもらった中井貴一さんの言葉が支えになった。「ドラマをやらせてもらったんですけど、クランクアップの日にお前は30点で行け、と言ってもらって。自分を良く見せたいし、かっこよく見せたいし、だけどなかなかそれも難しい。どうやったら頑張れるのかという時期だった。そういうタイミングでそのお言葉をいただいて、自分はこのままでいいんだ、と肩が抜けて。すごく楽になりました」と語った。

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