モンスター:第10話のあらすじ公開 環境汚染を足がかりに“亮子”趣里が“父”古田新太の空白の12年間を解き明かす! 前田敦子が引き続き出演

連続ドラマ「モンスター」第10話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「モンスター」第10話の一場面=カンテレ提供

 俳優の趣里さんが主演する連続ドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の12月16日に放送される第10話のあらすじが公開された。

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 「モンスター」は、GP帯連ドラ初主演の趣里さん演じる、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。「僕の生きる道」(カンテレ・フジテレビ系)をはじめとした“僕シリーズ3部作”を手掛けた橋部敦子さんが脚本を担当する。

 第10話は、父・粒来春明(古田新太さん)が以前弁護を担当した画商から、群馬での案件にかつて父が関わっていたことを聞いた亮子(趣里さん)。時を同じくして群馬から、妊婦の横沢さくら(前田敦子さん)がわざわざ自分を訪ねてきたこと、逮捕された闇バイト組織の指示役キングが群馬出身であることから、亮子は12年前に粒来が家を出た理由は群馬にあるのではないかと考える。

 15年ぶりに、故郷の群馬県山遥村に帰省したというさくらは、村の草木が枯れ、両親や村人たちが見るからに具合が悪そうだと顔を曇らせ、その原因が、村にできたサカミクリーンという産廃処理場にあるのではないかと話す。役場に訴えても取り合ってもらえず、さらに、サカミクリーンに賠償請求と営業停止の訴えを起こそうとするも、隣の本樹市の弁護士には相手にされなかったという。それもそのはず、環境汚染に対して個人が訴えを起こすことは珍しく、非常に困難だった。

 杉浦(ジェシー)も今回の依頼にはいつも以上に難色を示すが、亮子は群馬というキーワードがどうしても引っ掛かる。案の定、サカミクリーンの顧問弁護士が粒来であることが判明し……と展開する。

 前田さん扮する妊婦のさくらの相談がきっかけで、亮子が父の空白の12年間を少しずつ解き明かしていく様子が描かれる一方、予告には、おそろいの白いダッフルコートに身を包んだ亮子と杉浦(SixTONESのジェシーさん)の姿や、杉浦が亮子に対して声を荒らげる様子、怪しいサングラス姿でカタコトの日本語を話す姿など杉浦のあらゆるシーンが登場。

 そんな杉浦と亮子の関係について、ジェシーさんは、「回を重ねるごとに“間”が合ってきたかなと思います。コンビ感や絆が少しずつ積み上がっているのが、じわじわと伝わっているといいなと思います」と手応えを感じている様子。周囲からの反響も、「先日、田村淳さんに『モンスター』見てるよって言っていただきました。『ジェシーの表情や受けの反応がすごくいいよね』って」と明かし、「杉浦がいることによって、ストーリーに柔らかい面が出ていいね、といろんな人から言っていただけてありがたいです」と喜んでいた。第10話では「頑張ってラップに挑戦します」と明かし、「弁護士として寄り添うことの一環なのですが、ぜひ、そこも見逃さずに見ていただければと思います」と呼びかけた。

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