知英:昨年11月に日本での活動再開「帰る場所があってうれしい」 山口百恵や中森明菜らの“昭和歌謡好き”を明かす

知英さん
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知英さん

 K-POPガールズグループ「KARA」の最年少メンバーで、2014年から日本で俳優やソロアーティスト「JY」として活躍してきた知英さん。2021年にコロナ禍の影響もあり、日本での活動休止を余儀なくされ、韓国を主軸に活動してきたが、昨年11月に日本での活動再開を発表。すでにバラエティー番組にいくつか出演している。知英さんに改めて日本での活動開への思いや今後について聞いた。

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 ◇再開に不安はなかった「楽しいことをやりたいっていうワクワクする気持ち」

 笑顔で取材場所に入ってきた知英さん。真っ先に日本での活動再開への思いを聞いた。

 「皆さんが『お帰り』って言ってくださるんですね。あと『戻ってきてくれてうれしい』『またドラマや映画に出てほしい』といった言葉を掛けてくださって。ファンの皆さんが喜んでくださってるので感謝の気持ちでいっぱいです。やっぱり帰る場所があることが、うれしいなと思いました」と顔をほころばせる。

 再開にあたって不安はなかったのかと尋ねると、さらに笑顔で、「正直、不安はなかったです。何か楽しいことをやりたいっていうワクワクする気持ちでした」と語る。

 3年8カ月ほど活動休止期間があったが、日本の変化は何か感じただろうか。

 「現場は全然変わってなくて、変わらなすぎて逆にびっくりしました。。スタッフの皆さんもあんまり変わってない感じがしましたね。驚いたのは新しい建物が建っていたりして街並みがちょっと変わっていたことです」

 ◇中森明菜の「ザ・ベストテン」の映像を見てハマる

 日本でもブームになっている「昭和歌謡」を日本の所属事務所のスタッフに勧められて聴き、すぐにハマった。特に「山口百恵さんと、中森明菜さんが好きで結構聴いてます」と話す。

 「お二人の曲は全部好きです。しいていえば、百恵さんは『秋桜(コスモス)』が好き。明菜さんも、全部カッコいい曲で選べないですけれど、特にダンス系の曲が好きなんです。明菜さんの『ザ・ベストテン』(TBS系)に出演した際の映像を見たんですけど、パフォーマンスがすごくて圧倒されました。それで、ハマってしまって、その後、百恵さんもおすすめされて見たんですけど、もっとすごくて。もうどんどんどんどんはまっていきました」

 カラオケでも2人の曲をたまに歌うというが、どの曲を歌うのかと聞くと、「歌いたい曲がいっぱいありすぎて、これも選べません。すみません」といい、「声質が百恵さんの歌に合いそう」と水を向けると、「いや、もう、そんなこと……(笑)。百恵さんは独特なのでもう、本当に比べないでください」と恐縮していた。

 ◇歌手としてのソロ活動も「機会があればぜひやりたい」

 1月16日午後8時から放送される特番「歌ウマ女王日韓決戦 JAPAN ROUND」(フジテレビ系)で審査員を務めた。番組は、日本と韓国から歌がうまいと評判のメンバーが出場し対決するという内容だ。

 番組を通して、「韓国語でも日本語でも歌は伝わるんだなっていうことが分かりました」といい、審査員は「(他の審査員の)皆さんと一緒に本当に悩みましたね。どうする?って話して。(どちらに軍配を上げるか)選べないねって……」と語る。

 「私が選んだチームや点数がモニターに表示されて、誰を選んだのかも分かってしまうので、ちょっとプレッシャーでした。やっぱり審査は公平しないといけないので、選ぶのが大変でしたし、それが表示されてみんなに分かってしまうっていうことは、ちょっと心苦しかったです。『もう残酷』って思っていました」と明かす。

 歌手でもある知英さんも審査ではなく、出場したかったのでは?と尋ねると、「そういうドキドキ感がもう我慢できない人なので、私には無理ですね」と笑う。

 「ああいうプレッシャーの中で歌って、しかもそれを審査されて、すぐに点数が出て勝ち負けみたいな、そんなことを私にはできない。ですけれど、皆さん本当に緊張の中で一生懸命歌って頑張ってらっしゃっていて、すごいなとリスペクトしました」

 対決は苦手だが、自身は俳優と並行して歌手としての活動を続けたいといい、日本でのソロ活動も「もし機会があればぜひやりたいです。ファンの皆さんもやっぱり歌ってほしいという声が結構ありますので、でひやりたいです」と熱く語っていた。

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