「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の鈴木祐斗さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「SAKAMOTO DAYS」の追加キャストが発表され、興津和幸さん、岡本信彦さんが出演することが分かった。興津さんはX（スラー）の忠実な部下で、普段はトナカイのかぶりものをつけ、体中が武器の改造人間・鹿島、岡本さんは透明になれるスーツを駆使して戦い、ひょうひょうとしていて面倒なことが嫌いな殺し屋・勢羽夏生をそれぞれ演じる。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　興津さんは「鹿島。シカの頭をもつ男。いや、トナカイの頭をもつ男“鹿島”。一目で彼の虜になり、とても演じたいキャラクターでした。マンガから伝わってくる雰囲気も独特で、妙なムードをもち独特なリズムでしゃべっているようでした。少しでも鹿島の魅力が伝わるように演じたので皆さんにもトナカイさんを気に入ってもらえるとうれシーカなぁ！」とコメント。

　岡本さんは「彼は淡々としていて、何をするにしても一見やる気があるのかないのか分からないキャラクターですが、お金のために頑張るリアリストでもあります。極限なまでにマイペースな感じを演じてみたので、ほかのキャラとの温度感の差が楽しみです」と話している。

　2月22日に放送される第7話「ジュラシック野郎」で、Vaundyさんが書き下ろしたスペシャルエンディングテーマ「Somebody help us」が流れることも発表された。スペシャルエンディングの先行カットも公開された。

　同作は、元・伝説の殺し屋で引退後は商店を営む坂本太郎が、愛する家族との平和な日常を守るため、仲間と共に迫りくる刺客と戦う……というストーリー。個性的なキャラクターによる圧巻のバトルシーンなどが人気の「週刊少年ジャンプ」の話題作で、坂本の殺し屋時代の部下で他人の心が読めるエスパーの朝倉シン役の島崎信長さん、元マフィアで現在は坂本商店で働く陸少糖（ルーシャオタン）役の佐倉綾音さんら豪華声優の出演も話題になっている。テレビ東京系ほかで毎週土曜午後11時に放送中。