人気グループ「Travis Japan」が、人気菓子「たべっ子どうぶつ」（ギンビス）の劇場版アニメ「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」の主題歌を担当することが分かった。同グループが劇場版アニメの主題歌を担当するのは初めて。楽曲のタイトルは「Would You Like One？」で、作品にインスパイアされて制作されたという。劇場版アニメは、Travis Japanのメンバーの松田元太さんが主人公のらいおんくんの声優を務めることも話題になっている。本予告が公開され、楽曲がお披露目された。

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　Travis Japanのメンバーがコメントを寄せており、宮近海斗さんは「元太が主人公の声を担当している作品の主題歌をTravis Japanでできて本当にうれしい！　映画にとっても新たな挑戦だと思うんですけど、そこに僕らも乗っかって、いろんな人に届けばいいなと思っています」と話している。

　楽曲について松倉海斗さんは「歌の頭に『いただきます』という歌詞があったり、元太がたべっ子どうぶつを食べる振り付けもあったりする。たべっ子どうぶつの思いが込められた楽曲だと思います」とメンバーそれぞれに動物の役割があったことを明かした。

　楽曲の聞きどころについて七五三掛龍也さんは「めちゃめちゃハッピーになれる楽曲。ビートが早くて聴いていて自然とノれる楽曲になっている。個人的にはサビの『過去最大級のピンチも踊ろうよ』という歌詞がTravis Japanに重なるというか。自分たちもピンチの時に踊ったりするので、映画の中でもらいおんくんたちがピンチをどう切り抜けていくのか、というシーンもあって楽しいんじゃないかと思います」と話している。

　菓子「たべっ子どうぶつ」について、吉澤閑也さんは「家に絶対あるもの。大人になった今でも食べたいって思うお菓子なので、おやつにはもってこいだと思います。種類もたくさんあって、楽しめて、めっちゃ好きです」と“愛”を語っている。ダンスの振り付けについて中村海人さんは「しっぽダンス、らいおんくんもできるんじゃない？　いろいろなところで動物の要素が要所要所で入っていて、すごく見応えのあるダンスになってます」とコメント。

　松田さんは劇場版の見どころとして「たべっ子どうぶつたちって、世界的なスーパーアイドルなんです。アイドルが可愛さを武器に世界を救おうとする。何もできない感じもカワイイし、まさかのことがたくさん詰まっていて、笑いあり、感動あり、涙もちょいあり、どの世代も楽しめるあたたかい映画になっていますので、ぜひご覧ください！」と語っている。

　本予告は、物語の舞台であるスイーツランドにわたあめが大量発生するまさかのシーンから始まる。わたあめ以外のお菓子を全て排除し世界征服をもくろむキングゴットンの魔の手が世界中に広がる中、たべっ子どうぶつたち仲間を助けて世界を救うためわたあめ軍団に立ち向かう。主題歌に合わせ、スーパーアイドルのたべっ子どうぶつたちが巨大なライブ会場でポーズを決めるシーンも描かれている。

　わたあめ軍団に立ち向かうたべっ子どうぶつたちが描かれた本ビジュアルも公開された。

　劇場版アニメは、たべっ子どうぶつたちが、世界征服をもくろむ敵を倒すというミッションに挑むことになる。「放課後ミッドナイターズ」の竹清仁さんが監督を務め、「ルパン三世 THE FIRST」「ソニック・ザ・ムービー」「キャプテンハーロック」などのマーザ・アニメーションプラネットが制作する。5月1日公開。

　「たべっ子どうぶつ」は、さまざまな動物をかたどったビスケットで、1978年に発売された。「おいしく、楽しく、食べて学ぶ」をテーマにしており、ビスケットに動物のアルファベットが記されている。日本を含め世界20カ国以上で販売されている。近年は、動物たちをモチーフにしたグッズも人気を集めている。