アイドルグループ「乃木坂46」が5月17日、18日に味の素スタジアム（東京都調布市）で結成13周年記念ライブ「13th YEAR BIRTHDAY LIVE（以下、バースデーライブ）」を開催した。今年2月に新メンバーの6期生が加わった同グループは、新体制となってから初のライブ。味の素スタジアムでライブを実施するのも初めてで、2日間で約11万人を動員した。
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例年100曲超を披露する乃木坂46のバースデーライブだが、今回も2日間で計107曲を披露する大ボリュームの内容となった。ライブ中盤には、グループ名にかけて、46分間MCなしのノンストップで26曲をメドレーでパフォーマンス。メドレーは両日とも異なるセットリストとなり、2日目は「おいでシャンプー」から始まり「制服のマネキン」や「世界で一番 孤独なLover」などグループ初期の楽曲も披露された。
バースデーライブ初参加の6期生は、ライブ終盤から登場。2日目は奇遇にも6期生・鈴木佑捺さんの19歳の誕生日で、キャプテンの梅澤美波さんが音頭をとり会場中で「お誕生日おめでとう！」と祝福。鈴木さんは涙ぐみながら感謝し「この2日間、先輩方やたくさんのファンの方々に見せていただいた素敵な景色を絶対忘れないように6期生全員で一生懸命頑張っていきます！」と、初々しくも力強く語った。
梅澤さんは14年目に突入したグループについて「（6期生から）私たちもすごく刺激をもらっていますし、これからもパワーアップした乃木坂46をお見せできるのではと思っています」と意気込み。そして「これからの乃木坂46を築いていく、新しい乃木坂46の形をお見せしたいと思います」と話し、6期生を加えた全員でグループのデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を披露。客席からはどよめきが起こった。
アンコールでは、梅澤さんから「ここで一つお知らせがあります」と、恒例の夏のツアー「真夏の全国ツアー」を今年も実施することを発表した。北海道、静岡、大阪、宮城、福岡、香川、東京の7都市で計16公演を開催。トリの東京公演は、明治神宮野球場（東京都新宿区）で9月4～7日の4日間行う。まだまだ上り坂にあるグループだが、梅澤さんはファンに向けて「皆さんがいたから叶（かな）えられた夢があります。これからも側にいてください！」と呼びかけた。
