日向坂46:1期生が卒業、5期生加わった新体制で初ライブ キャプテン高橋未来虹「一筋の光が見えた」

日向坂46が5月29日に開催した「BRAND NEW LIVE 2025『OVER THE RAINBOW』」の模様 撮影:上山陽介
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日向坂46が5月29日に開催した「BRAND NEW LIVE 2025『OVER THE RAINBOW』」の模様 撮影:上山陽介

 アイドルグループ「日向坂46」が5月29日、国立代々木競技場 第一体育館(東京都渋谷区)で2DAYSライブ「BRAND NEW LIVE 2025『OVER THE RAINBOW』」の2日目公演を行った。グループの礎を築いた1期生が全員卒業し、新メンバーの5期生が加わった新体制での初ライブとなり、2日間で約2万2000人を動員。グループの歴史に新たな1ページを刻んだ。

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 ライブはグループのこれまでの歩みをたどりながらも、明るい未来を予感させる構成に。エースの小坂菜緒さんがセンターを務める「青春の馬」で幕を開けると、現在グループの中核を担う2~4期生によるパフォーマンスで観客を盛り上げた。グループの代表曲「キュン」「ってか」「君しか勝たん」をダンサブルにアレンジし、メドレーで披露するという新たな試みにも挑戦した。

 その後、新メンバーの5期生が登場。先輩たちの期生曲にも加わり、彩りを添えたほか、シングル曲「絶対的第六感」を5期生のみでパフォーマンスする場面も。デビューからまだ約2カ月とは思えない堂々としたパフォーマンスに、大きな歓声が上がった。

 最新シングル「Love yourself!」でもセンターを務める小坂さんは、終盤のMCで「(グループの体制が)新しくなって一発目のライブだったので緊張や不安もいっぱいあった。でも、同期(の2期生)もそうだし、3期生も、4期生も、5期生もみんな本当にたくましい。すごい力になってくれた」と笑顔で語った。

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 卒業した佐々木久美さんの後を継ぎ、2代目キャプテンに就任した高橋未来虹(みくに)さんは「新たな船出を迎え、メンバーみんなや、おひさま(日向坂46ファンの愛称)の皆さんが今日をどういう気持ちで迎えるのか、なかなか想像がつきませんでした。変わっていくことに不安は伴うものだけど、皆さんからいただいた拍手や歓声、そして目の前に広がるサイリウムの景色は、私たちが届けたかった思いに対する皆さんからの答えだと受けとめました。虹の向こうに、一筋の光が見えた感覚でした」と会場に語りかけながら、声を詰まらせた。

 ライブ終盤には、今秋に全国ツアーを実施することも発表された。9月20日~11日21日に宮城県、広島県、福岡県、愛知県、大阪府、東京都の6都市で計13公演を実施。東京での最終公演は、今回と同じ会場で3日間開催する。

 高橋さんは「2024年から今年の初めは、変化の多かった年だったのですが、だからこそ新シングルのリリースや、ライブの開催が当たり前じゃないとより一層感じていて。一つ一つに魂を込めて取り組まないと、日向坂46の明るい未来につながらないという思いで活動してきて……。全国に足を運べること本当に、本当にうれしく思います」と喜び、「昨年よりも回る都市数も増えました。秋に向けて、ここからいっぱい挑戦的なことをやっていきたい。更にパワーアップした姿でこの地に帰ってくることを皆さんにお約束します!」と力を込めた。

 最後には「メンバーとおひさまと、いつも支えてくださるスタッフの皆さん。チーム日向坂46は永遠です。一緒に支え合って進んでいきましょう。これからも日向坂46の応援をよろしくお願い致します!」とファンにメッセージを送り、メンバー全員で深々と頭を下げた。

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