母をたずねて三千里:ファミリー劇場でHDリマスター版放送 高畑勲監督の名作 宮崎駿も参加

「母をたずねて三千里」のHDリマスター版の一場面(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.
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「母をたずねて三千里」のHDリマスター版の一場面(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.

 テレビアニメ「世界名作劇場」シリーズの「母をたずねて三千里」のHDリマスター版が、CS放送のファミリー劇場で6月1日から毎週日曜午前6時から放送されることが分かった。1976年に「世界名作劇場」で放送された故・高畑勲さんの監督作で、宮崎駿さんが場面設定として参加した。日本アニメーションの創業50周年を記念して、放送されることになった。

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 「母をたずねて三千里」は、エドモンド・デ・アミーチスの「クオレ」が原作。出稼ぎ先で病気になった母を探すため、たった一人で旅に出たマルコは、旅先で知り合った人たちと助け合いながら、降りかかる多くの苦難を乗り越えていく……というストーリー。

 「世界名作劇場」で1974年に放送されて好評だった「アルプスの少女ハイジ」のスタッフが再集結し、制作された。アニメの制作で海外ロケが珍しかった当時、「アルプスの少女ハイジ」に続いてイタリアとアルゼンチンで海外ロケが行われた。

 ◇キャスト(敬称略)

 マルコ・ロッシ:松尾佳子▽アンナ:二階堂有希子▽ピエトロ:川久保潔▽ペッピーノ:永井一郎▽フィオリーナ:信沢三恵子

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