斉藤由貴:「スケバン刑事」南野陽子、浅香唯と上映イベントで初めて集結 歴代主人公3人がヨーヨー片手に決めぜりふ披露

「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場した(左から)南野陽子さん、斉藤由貴さん、浅香唯さん
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「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場した(左から)南野陽子さん、斉藤由貴さん、浅香唯さん

 1980年代に人気を誇った大ヒットドラマスケバン刑事」(フジテレビ系)シリーズで初代・麻宮サキを演じた斉藤由貴さん、2代目の南野陽子さん、3代目の浅香唯さんが6月7日、丸の内TOEI(東京都中央区)で行われたイベント「スケバン刑事フェスティバルinさよなら 丸の内TOEI」に登場した。3人が「スケバン刑事」関連の上映イベントでそろうのは初めて。斉藤さんらは同シリーズでおなじみのアイテムである“ヨーヨー”を手に、それぞれ決めぜりふを披露し、会場を沸かせた。

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 初代の麻宮サキを演じた斉藤さんは、ヨーヨーを手にポーズを決めながら「てめえら、ゆるさねえ!」と決めぜりふを披露。南野さんは「おまんら、ゆるさんぜよ」、浅香さんは「せからしか! きさんら、ゆるさんわい!」とそれぞれヨーヨーを持ちながら決めぜりふを発し、観客から拍手を浴びた。

 斉藤さんは、南野さん、浅香さんとステージに立った感想を聞かれると「このおふたりと一緒にステージに立つ日が40年後に来るなんて夢にも思わなかったので、いま、本当に私自身、とてもわくわくしています」と心境を吐露。また、出演が決まった時を振り返り、「私はね、いやでした」と告白して観客を笑わせる場面も。「合わないと思ったから。原作の先生の中で描かれている麻宮サキ像と、あまりにもビジュアル的にもかけ離れていたし……」と苦笑いで語った。

 さらに、撮影で大変だったエピソードについては「もちろんヨーヨーですね」と即答。「ヨーヨーで26回、ワンカットにNGを出したことがあって……だって考えてくださいよ。歩きながら、ヨーヨーを上げ下げしながら、せりふをしゃべる(から)」と振り返ると、すかさず隣の南野さんが「私は『26回まではNG大丈夫』って言われて(笑)」と明かし、場を笑わせていた。

 「スケバン刑事」は、和田慎二さんが「花とゆめ」(白泉社)で1976~1982年に連載していたマンガが原作。連載終了後の1985年4~10月に放送されたテレビシリーズ第1期「スケバン刑事」は斉藤さんの容姿と役柄とのギャップ、特撮ヒーローを思わせる作風など独特の雰囲気で好評を得て、一躍人気番組となった。その人気を引き継ぎ、主演に南野さんを迎えた第2期「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」が1985年11月~1986年10月に放送。さらに浅香さんら風間三姉妹をメインに据えた第3期「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」が1986年10月から1987年10月まで放送された。

 イベントは、2025年7月27日に閉館する映画館「丸の内TOEI」の「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトとして開催。同プロジェクトは7月27日まで丸の内TOEIで開催中。

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