しあわせは食べて寝て待て:じんわりと温かい 桜井ユキ主演のNHK“ドラマ10” ギャラクシー賞月間賞受賞

NHKの外観
1 / 1
NHKの外観

 俳優の桜井ユキさん主演で、4~5月に放送されたNHK「ドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』」が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の5月度月間賞を受賞したことが明らかになった。

あなたにオススメ

 ドラマは、水凪トリさんの同名マンガが原作。健康、仕事、マンション、将来設計など、いろいろなくした主人公が、おいしそうな薬膳ご飯とたおやかな団地の人間関係を通して心身を取り戻していき、身近にあった自分次第の幸せに気づいていく、おなかの底からじんわりと温かくなる物語。

 放送批評懇談会は「膠原病で仕事を辞めざるを得なくなった主人公のさとこ(桜井ユキ)が、週4日のパート勤めに見合う暮らしをするため団地に引っ越し、そこに暮らす人たちの温かさと薬膳に出会って、新たな道を見つけていくドラマ。食べることが命をつなぎ、その結果これまで見えて来なかったものが現れるような瞬間を丁寧に描いて、じんわりと温かい」と作品を評している。

テレビ 最新記事