名探偵コナン
#1189「W・アリバイ」
1月17日(土)放送分
人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版32作目となる最新作「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」が8月8日に公開される。インドを舞台に野原しんのすけたちカスカベ防衛隊が踊って踊って踊りまくるダンスエンターテインメントムービー。エンタメフェスティバルへ出場するためインドにやって来たカスカベ防衛隊は、インド観光を満喫していたが、“鼻の形”に似たリュックサックに入った邪悪な“紙”の力に導かれボーちゃんが“暴君(ボーくん)”となり大暴走する。「ボーちゃんにスポットライトが当たる!?」などと発表されたことも話題になっており、これまで以上にボーちゃんが活躍することになる。しんのすけ役の小林由美子さん、1992年のテレビアニメの放送開始から約33年にわたってボーちゃんを演じている佐藤智恵さんに、新作劇場版、ボーちゃんへの思いを聞いた。
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佐藤さん かつてないほどしゃべっていますよ!
小林さん 普段は言わないことのオンパレードですしね。ボーちゃんはカスカベ防衛隊で一番優しくて、賢者みたいな存在で、人生3周目なのかな?とも思っていたので、みんなを導いてくれたり、先頭に立って助けてくれたりすると思っていたら……。
佐藤さん まさかの展開ですからね。
小林さん すごくびっくりしました! 新たなボーちゃんを見られて、それがちょっと格好よかったりするんですよね。
佐藤さん 最初、「今回はボーちゃんの話です」と聞いて、ボーちゃんのテンポでずっとしゃべったら、映画が4時間くらいになりそう!?とも思っていました。締めの一言を担当する立場が多かったし、ボーちゃんが引っ張っていくというよりも、誰かが引っ張っていって、それを盛り上げていく立場が多かったので、大丈夫かな?と思ったところもありました。
小林さん 今回はボーちゃんが暴君になる!? 天才的な発想ですよね。
佐藤さん うえのきみこさんの脚本がすごいんです! 本当に素晴らしくて、ボーちゃんが急に変わってしまうと、誰?となってしまうけど、第1形態、第2形態、第3形態……と変化していくんです。台本に付箋を貼って、少しずつ変化して、少しずつ早くしゃべるようにしたり、トーンが変わったりとグラデーションをつけていこうとしました。監督とも確認しながら変化をつけていて、上から目線でしゃべってみたり、普段とは違うボーちゃんを演じようとしました。
小林さん グラデーションがすごく自然なんですよね。ボーちゃんは暴君になりますが、闇の心がずっとあったわけではなくて、純粋な気持ちが暴発しちゃっただけというのが、ボーちゃんらしいんですよね。格好良くも見えます。
佐藤さん 監督から「格好良くやってください」というディレクションもあったんです。普段はありえないので、新鮮でした。キリッと言うことはあるけど、「格好良く」というのは初めてのディレクションでした。普段は、ボーちゃんがこんなにしゃべることもないですし。
小林さん 普段は、ちょっとでも早口になるとザワつきますからね。今回はザワつく暇もないくらい、ずっとしゃべっています。
佐藤さん 前回の映画でも、恐竜のことについて熱く語って早口になるとか映画でも時々あることですが、こんなことは初めて。こんな日が来るんだ!とびっくりしました。
小林さん ボーちゃんが暴君になるというのもこれまでにないですし。
佐藤さん ボーちゃんはマイペースで、しっかり自分を持っているから軸がブレないんですよね。子供なんだけど(笑)。今回は、まさかその部分が暴発しちゃう。やっぱり新鮮ですね。
佐藤さん ブレないですし、子供なのにしっかりしていますよね。私は大人なのにブレブレですけど(笑)。自分が好きな人やものに対して真っすぐで、信念を持っていて、普段から誰かを強く責めることはありません。振り幅を大きくしすぎないようにしています。普段のセリフでも語尾にちょっと笑いを入れることはありますが、基本的に淡々としゃべるように気を付けています。
小林さん ボーちゃんはカスカベ防衛隊の中で一番謎に包まれている存在なんですよね。奥行きがあって、自分の世界をしっかり持っている。しんのすけもボーちゃんの言うことは素直に聞くこともありますし。
佐藤さん 最初はもう少し高いトーンだったんです。子供が5人出てきて、しんちゃんが自由にしゃべっている中で、ボーちゃんはそれよりもさらに低いトーンで、少し棒読みっぽくして、短めのセンテンスでゆっくりしゃべることを考えていました。しんちゃんの声が段々と低くなってきて、バランスを考えてボーちゃんも低くして、今の形に定着しました。最初の映画の頃にはもう定着していたと思います。最初は、今のしんちゃんくらいのトーンだったのかな? 5人のバランスを考えて今の形になったところもあります。
小林さん すごく絶妙なバランスの5人ですよね。ボーちゃんの声を聞くと安心する。声に人柄や人生観が詰まっているんです。えっ!?となるような一言があったりして。
佐藤さん 5歳なのにね(笑)。知性がありますし。
小林さん 自分の世界を持っているけど、他人を拒絶するわけではない。哲学者みたいです。
佐藤さん 多くを語らないからいいんですよね。一言で持っていっちゃうから、ずるい!と言われることもあります。
小林さん 歌あり、ダンスあり、おいしいカレーあり、友情や親子愛もあって、エンターテインメントがギュッと詰まった映画になっています。ボーちゃんが暴君って聞いて、見に行きたくなりますよね! あのボーちゃんの暴君ぶりも、皆さんにぜひぜひ味わっていただきたいので、劇場でお待ちしています!
佐藤さん 自分の主張を通す感じが、伊武雅刀さんの「子供達を責めないで」を思い出しました(笑)。歌もエネルギッシュで楽しくて、ウキウキワクワクする映画になっています。ボーちゃんが変わってしまって、元に戻れるのか? 最後まで見守っていただきたいです。
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