春瀬なつみ:アニメ「メダリスト」 収録でフィギュアスケートオタクの経験生きる 「15年オタクをやっていてよかった」

マンガ「メダリスト」の展覧会「メダリスト展」の会見に登場した大塚剛央さん(左)と春瀬なつみさん
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マンガ「メダリスト」の展覧会「メダリスト展」の会見に登場した大塚剛央さん(左)と春瀬なつみさん

 「次にくるマンガ大賞2022」でコミックス部門1位に選ばれたことも話題のつるまいかださんのフィギュアスケートマンガ「メダリスト」の初の展覧会「メダリスト展」が、松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区)で8月13日から開催される。同日、会見が行われ、テレビアニメで声優を務める結束いのり役の春瀬なつみさん、明浦路司役の大塚剛央さんが登場した。春瀬さんは「元々フィギュアスケートオタクだった」といい、アニメの収録でその経験が生きたエピソードを明かし、「15年くらいオタクをやってきてよかったです」と語った。

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 収録では、大塚さんが春瀬さんにフィギュアスケートについて教えてもらうことも多いといい、春瀬さんは、「元々中身はスケートオタクなので、ここで役立つとは……と。好きで調べて吸収してきたことがいろいろなことに役だったり、皆さんに頼りにしていただいたり、また『そういう視点があったのか』と教えていただいたり、常に発見とうれしい気持ちでいっぱいの収録です」と語った。

 春瀬さんは、アニメ出演に当たって実際にフィギュアスケートを習い始めたという。「本当にフィギュアスケートは難しいと思うと同時に、このシーンはどこに体重がかかっているのかなど考えながら収録しています。リンクの匂い、冷たさはスケートにしかないもの。その感覚を持ちながら演じています」と収録の裏側を明かした。

 同展は、つるまさんが同展のために新たに描き下ろしたイラストをはじめ、感動の名場面やテレビアニメの名シーン映像、フィギュアスケートの衣装などが展示され、「メダリスト」の魅力、フィギュアスケートの面白さを感じられる展覧会となっている。描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズも販売される。9月2日まで。全国巡回を予定している。

 「メダリスト」は、マンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で2020年から連載中のマンガ。スケーターとして挫折した青年・明浦路司が、フィギュアスケートの世界に憧れる少女・結束いのりと出会い、指導者と選手として栄光のメダリストを目指す……というストーリー。

 テレビアニメ第1期が、テレビ朝日系の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」で1~3月に放送された。第2期が同枠で2026年1月から放送されることも話題になっている。

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