相棒:ついに“四半世紀” season24初回は右京が人間国宝に弟子入り 水谷豊「最高レベルの意表突かれた」

「相棒 season24」のメインビジュアル=テレビ朝日提供
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「相棒 season24」のメインビジュアル=テレビ朝日提供

 俳優の水谷豊さんと寺脇康文さんが出演する人気刑事ドラマの新シーズン「相棒 season24」(テレビ朝日系、水曜午後9時)が、10月から2クールにわたって放送されることが分かった。2000年6月に土曜ワイド劇場で誕生した「相棒」は、前シーズンで通算446回に到達。今年でついに“四半世紀”を迎える。

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 season24の初回スペシャルで描かれるのは、人間国宝の講談師をめぐる殺人事件。講談の世界が題材となるのはシリーズ初めてで、芸の極致にたどり着いた名人と、名人を取り巻く複雑な人間模様、時代を映し出すような業深き事件を、「相棒」らしい娯楽性と社会性を織り交ぜて描く。物語は、杉下右京(水谷さん)が人間国宝に弟子入りするという意外な展開から幕を開ける。前座修業に励みながら師匠を探る右京、そして亀山薫(寺脇さん)は、人間国宝の“光と影”を暴くことができるのか。

 初回スペシャルの脚本は、シリーズ“生みの親”の輿水泰弘さんが担当。水谷さんは「初回スペシャルのストーリーには毎シーズン、意表を突かれますが、今回は歴代の初回スペシャルの中でも“最高レベルの意表”。心底、驚かされました」と語る。寺脇さんも「『またスゴイものを書いてきたな!』と震えました。設定もシーンも会話もすべて面白く、もはや『輿水さんにしか書けない』という脚本になっているんです。すごい域に到達したと感じました」と絶賛した。

 猛暑の中、撮影は進行中。寺脇さんは「みんな、ヘトヘトになりながら撮影しています。特に薫はフライトジャケットを着ているので、毎日、撮影が終わるころには汗びっしょりです」と苦笑い。一方の水谷さんは「みなさん、『暑い、暑い』と話していますが、僕は暑さには強く、わりと平気なんです。ですから、まだそれほど堪えてはいません。『涼しい顔していいよね』とみんなにうらやましがられています」と余裕を見せた。

 「season24」でも、特命係の“ボス”甲斐峯秋(石坂浩二さん)、特命係の廃止を狙う警視庁副総監の衣笠藤治(杉本哲太さん)、内閣情報調査室トップの社美彌子(仲間由紀恵さん)、捜査1課の伊丹憲一(川原和久さん)、芹沢慶二(山中崇史さん)、出雲麗音(篠原ゆき子さん)らこれまでの顔ぶれが登場する。ところが、「暇か?」のせりふでおなじみの薬物銃器対策課課長、角田六郎(山西惇さん)には“ある変化”が訪れるという。

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