藤本タツキさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「チェンソーマン」の続編となる劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」のワールドプレミアが9月15日、TOHOシネマズ新宿（東京都新宿区）で開催され、デンジ役の戸谷菊之介さん、マキマ役の楠木ともりさん、早川アキ役の坂田将吾さん、レゼ役の上田麗奈さんが登場した。「レゼ篇」は、2022年10～12月に放送されたテレビアニメのラストにも登場し、話題になったレゼと主人公・デンジの物語で、上田さんは「責任重大だ！」と語った。

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　上田さんは「緊張しました。皆さんが作り上げた世界があって、新参者としてどうやって入れるんだろうと悩みましたし、不安も大きかったです。デンジを引っ張っていく役ですが、皆さんについていこうという気持ちでした」と明かした。

　戸谷さんは「レゼ、可愛かったですね！　すごかったなあ……。プールのシーンもヤバかった。レゼが引っ張ってくれていた。デンジを振り回してくれるので、自然体でできました」と上田さんの演技を絶賛。

　上田さんは「『グイグイいく』というディレクションもあり、迫っていく感じで、裏表なく純粋に映るように頑張りました」と話し、最後に「キレイで可愛くて小さいお花みたいな子という意識で臨みました。ドキドキを味わえる作品です。何度もアトラクション感覚で楽しんでいただければ」と呼びかけた。

　「レゼ篇」は、デンジが憧れのマキマとのデートで浮かれている中、雨宿りをしていると、カフェで働く少女レゼと出会うことになる。テレビアニメのアクションディレクターを担当した吉原達矢さんが監督を務め、MAPPAが制作する。9月19日に公開される。

　「チェンソーマン」は、悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描くダークヒーローアクション。第1部が「週刊少年ジャンプ」（集英社）で2018年12月～2020年12月に連載された。第2部が集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ＋（プラス）」で「少年ジャンプ＋」で2022年7月から連載中。