機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ:新作短編は「切なさ」も 田村睦心「演じながら泣きそうになった」 さらなる新作を熱望

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)たくみ靖明さん、村田太志さん、梅原裕一郎さん、田村睦心さん
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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)たくみ靖明さん、村田太志さん、梅原裕一郎さん、田村睦心さん

 アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の10周年企画の一環として劇場公開された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」の特別編集版「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-」の公開記念舞台あいさつが11月5日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された。同時上映は「鉄血のオルフェンズ」の新作短編「幕間の楔(まくあいのくさび)」で、舞台あいさつには「鉄血のオルフェンズ」の鉄華団のユージン・セブンスターク役の梅原裕一郎さん、明弘・アルトランド役のたくみ靖明さん、ノルバ・シノ役の村田太志さん、ライド・マッス役の田村睦心さんが登壇。新作への思いを語った。

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 「幕間の楔」は、第1期と第2期の間の物語となっている。梅原さんは「終わりを知った上で見ると、切なさがあった。元気だった時が続いたらよかった……と演じながら感じました」としみじみ。田村さんは「演じながら泣きそうになった。オルフェンズは泣けてくるんです」と目を潤ませた。

 村田さんは「短編ですが、短い時間の中に詰め込まれています。この時期の鉄華団の盛り上がりを落としてこんでいて、さすがやな!と感じました」、たくみさんは「短い時間に凝縮されています。こうだった! これ!これ!になりました。期待していたものをそのままいただけて、ファンとして喜びました」と大満足だったという。

 さらなる新作に期待するファンの声も多い。たくみさんは「こうやって大きなスクリーンで見られるのが幸せ。中編、長編もできれば!と個人的に思っているので、引き続き応援をお願いします!」と呼びかけ、梅原さんは「10周年で、改めてユージンを演じられたことをうれしく思っています。言葉にすれば、この次も実現すると思う。また劇場版ができれば!」とさらなる新作を熱望した。

 「鉄血のオルフェンズ」は、厄祭戦と呼ばれた大きな戦争が終結してから約300年後を舞台に、三日月・オーガスら鉄華団の戦いが描かれた。第1期が2015年10月~2016年3月、第2期が2016年10月~2017年4月に放送された。「ウルズハント」は、「鉄血のオルフェンズ」のスマートフォン用アプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」で配信されたアニメ。

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