「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作となる劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」が11月21日に公開されたことを記念して、細田監督作品の大ファンという人気YouTuberのはじめしゃちょーさんとコラボした動画がYouTubeで公開された。細田監督がはじめしゃちょーさんの“5億円豪邸”を訪問し、クリエーター同士の対談が実現した。

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　公開された動画は、「どこも切ることができない！」と、1時間を超える内容となったという。冒頭では、収録当日になっても、状況をのみ込めていない様子で今回の企画について興奮しながら話すはじめしゃちょーさんの姿が収められている。細田監督が自宅に到着すると、教室のような収録スタジオやバスケットコート、古代ローマのような風呂場など、こだわりぬいた部屋の数々を紹介して回る。

　2人でバスケットボールを楽しむと、細田監督が「実は20代のころに『スラムダンク』の作画をやっていたんだよ……」と話し、はじめしゃちょーさんが驚く一幕も。細田監督は、配信場所を見学した際には「次ははじめしゃちょーをモデルに作品を作ろうかなあ」と創作意欲を沸かせるなど、5億円の大豪邸見学を満喫した。

　はじめしゃちょーさんは、細田監督に「モノづくりを長く続けるには？」など、エンターテインメントを世に送り出すクリエーターとしての疑問をぶつけ、熱く語り合った。

　はじめしゃちょーさんが細田監督に最も見せたかったという、できたての“1億円をかけて創ったはじめしゃちょーハウス映画館”も披露。本物の映画館を自宅に作りたいという夢をかなえてしまったことを明かした。そんな映画館の最初の訪問者となった細田監督は、本格的な防音設備、音響、座席などについて、羨ましい気持ちを前面に出して褒めちぎった。帰り際には、映画館の扉に細田監督のサインをもらうサプライズもあった。動画の最後では、「はじめしゃちょー×『未来のミライ』」の特別企画が実施されることも発表された。