ゴジラ:新作アニメシリーズ制作 主人公は“ゴジラの力を宿す”少年

「ゴジラ」の新作アニメシリーズのコンセプトアート
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「ゴジラ」の新作アニメシリーズのコンセプトアート

 怪獣映画「ゴジラ」の新作アニメシリーズが制作されることが11月29日、明らかになった。“ゴジラの力を宿す”少年を主人公にしたこれまでにないアニメで、「ゴジラ S.P<シンギュラポイント>」を手掛けたオレンジとタイの気鋭のアニメーションスタジオのIgloo Studio(イグルースタジオ)がタッグを組んで制作する。“放射熱線”を打ち出そうとする少年の姿が描かれたコンセプトアートも公開された。

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 東宝の専務執行役員、IP・アニメ本部長兼チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO)の大田圭二さんは「ゴジラという存在は、誕生から70年以上の歴史の中で常に“時代”を映す鏡となってきました。本作は“ゴジラの力を宿した少年”というシリーズ初となる試みで、今の時代における恐怖と希望の両面をより深く描けると考えています。TOHO animationとして、新しい物語に踏み出す挑戦です」とコメント。

 オレンジの和氣澄賢プロデューサーは「『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』をはじめ、これまで培ってきた技術や演出を通して、その情熱をより強く今回のゴジラ作品に反映させたいと思っています。受賞歴も多く数々のアニメを手掛けてきたIgloo Studioさんとのコラボレーションも心から楽しみにしています」と話している。

 Igloo Studioのナット・ヨッサワッタナノンさんは「多くの人々に影響を与えてきたゴジラというIPに携わることができ光栄です。今の時代を生きる世界の人々が抱えているさまざまな思いをゴジラの物語に投影することができればと思っています」とコメントを寄せている。

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